ニュース・ブログ

2021
2/26

実力養成会通信 第1780号 ”北大数学、超速報!!” の巻  

ニュース

 

北大2次数学、コロナ休校を配慮!?

 

 

数Ⅲから1題しか出題されず(驚)・・・・・・

たぶん・・・・長い歴史の中で、初めて?

しかも・・・・複素数平面、確率 出題されず!!

 

蓋を開けてみると・・・・ほとんどが数ⅡBの問題!!

 

 

今、冷静になって考えてみたら、こうなる理由もわかる・・・・・

 

北大に限らず、全国の国立大学の入試問題作成日程は、こうなってる。

 

例年、5月に各大学では、出題・採点委員、点検委員が決定となる。

8月には、出題問題原稿提出、1回目の点検だ。

9月には、試験問題原稿最終提出となり、印刷依頼となる。

10月には、初校、2回目点検となる・・・・・

 

 

8月の段階で、すでに入試問題は作成されている・・・・・

 

8月・・・・コロナ禍、まだ先は見えてない・・・・

 

ここの部分をもっと、強く意識しておけば良かった(泣)

 

 

と、いう事は・・・・・北大以外の全国の大学でも、

このような状況(数Ⅲの出題比率が極端に低い)になっているかもしれない・・・・

 

 

私の予想は、こうだった・・・・

 

でっ・・・・・実際は・・・・

 

【大問1】平面ベクトル(数B)↤空間ベクトルを予想したが、平面ベクトルだった

【大問2】軌跡、微分融合(数Ⅱ)↤数Ⅲ複素数平面を予想したが、まさかの数Ⅱ

【大問3】指数・対数関数(数Ⅱ)↤鉄板の”確率”を予想したが、まさかの指数対数

【大問4】連立漸化式融合(数B)↤数列の極限を予想したが、数列漸化式止まり!!

【大問5】媒介変数表示関数の面積(数Ⅲ)↤数Ⅲはこの1題のみ!!長い歴史の中で初

 

 

文系の入試問題?

と思ってしまうような、そんな今年の北大理系数学だった・・・・・

 

これは、私の、あくまでも、個人的な印象だが・・・・・

コロナ休校による配慮の結果、このような出題となったと思う・・・・・

 

コテコテの理系の生徒にとっては、何か物足りなさを感じ、

力の発揮しどころが、少なかったのでは?・・・・・・・・

”拍子抜け”した受験生が多かったのでは?

全体としては、『易化』と言える。

 

北大もまた出題パターンは、隔年現象となっていることを考えれば・・・

 

現高2生の諸君!!

 

来年の北大数学・・・・・

 

大問5題のうち、3題が数Ⅲ!!

 

ということも、十分ある!!

 

 

ひとまず・・・・北大数学超速報でした・・・・

 

これから、じっくり、問題を解きます!!

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。