北大2次数学、コロナ休校を配慮!?
数Ⅲから1題しか出題されず(驚)・・・・・・
たぶん・・・・長い歴史の中で、初めて?
しかも・・・・複素数平面、確率 出題されず!!
蓋を開けてみると・・・・ほとんどが数ⅡBの問題!!
今、冷静になって考えてみたら、こうなる理由もわかる・・・・・
北大に限らず、全国の国立大学の入試問題作成日程は、こうなってる。
例年、5月に各大学では、出題・採点委員、点検委員が決定となる。
8月には、出題問題原稿提出、1回目の点検だ。
9月には、試験問題原稿最終提出となり、印刷依頼となる。
10月には、初校、2回目点検となる・・・・・
8月の段階で、すでに入試問題は作成されている・・・・・
8月・・・・コロナ禍、まだ先は見えてない・・・・
ここの部分をもっと、強く意識しておけば良かった(泣)
と、いう事は・・・・・北大以外の全国の大学でも、
このような状況(数Ⅲの出題比率が極端に低い)になっているかもしれない・・・・
私の予想は、こうだった・・・・
でっ・・・・・実際は・・・・
【大問1】平面ベクトル(数B)↤空間ベクトルを予想したが、平面ベクトルだった
【大問2】軌跡、微分融合(数Ⅱ)↤数Ⅲ複素数平面を予想したが、まさかの数Ⅱ
【大問3】指数・対数関数(数Ⅱ)↤鉄板の”確率”を予想したが、まさかの指数対数
【大問4】連立漸化式融合(数B)↤数列の極限を予想したが、数列漸化式止まり!!
【大問5】媒介変数表示関数の面積(数Ⅲ)↤数Ⅲはこの1題のみ!!長い歴史の中で初
文系の入試問題?
と思ってしまうような、そんな今年の北大理系数学だった・・・・・
これは、私の、あくまでも、個人的な印象だが・・・・・
コロナ休校による配慮の結果、このような出題となったと思う・・・・・
コテコテの理系の生徒にとっては、何か物足りなさを感じ、
力の発揮しどころが、少なかったのでは?・・・・・・・・
”拍子抜け”した受験生が多かったのでは?
全体としては、『易化』と言える。
北大もまた出題パターンは、隔年現象となっていることを考えれば・・・
現高2生の諸君!!
来年の北大数学・・・・・
大問5題のうち、3題が数Ⅲ!!
ということも、十分ある!!
ひとまず・・・・北大数学超速報でした・・・・
これから、じっくり、問題を解きます!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。