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2021
6/5

実力養成会通信 第1876号 ”To make your dreams come true.”の巻

ニュース

To make your dreams come true.

 

自分の夢を実現するために・・・・

 

 

その生徒のお父様は、お医者さんだ。

彼は、小さい時から、

『ボク、大きくなったらお医者さんになる』と言っていた。

それを聞いて、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんは、目を細めて喜んでいた、

と言う。

 

彼は、幼いながらに、

自分が『お医者さんになりたい』と言えば、周りが喜ぶことを知っていたというか、

学習してきた。

 

結局、彼は、親のために、医学部を目指してた・・・・・

しかし、現状は、かなり厳しい学力レベルだった。

 

 

ある日、彼に本音を聞いてみた・・・・・

彼が、本当に進みたい道は、他にあったのだ。

 

しかし・・・・いまさら、言うに言えないと涙ながらに本音を聞かせてくれた。

 

 

何年間の浪人生活の後、

彼は、医学部ではない、自分の進みたい道へ進学したと、

ある予備校講師仲間から聞いた・・・・・

私は、正直、ホッとした。

 

 

私たちは、自分の考えに自信が持てず、すぐに誰かに相談したり、

他の人の言動を参考にする。

 

これが、悪いと言っているのではありません。

一度しかない人生です。

 

尊敬してる先生や自分を生んでくれたご両親が、何と言おうと、

自分の信じる道を突き進んでいかねばならない時もある、と思うのです。

 

特に、大学受験や就職など、自分の人生の岐路に立った時には、

誰に意見を聞いたところで、ちょっとした参考意見にしかなりません。

逆に、参考にした結果、自分が本当にやりたかったわけではない道に進むことだってある

のです。

 

誰が何と言おうとも、

あるいは、

自分の決断や信念が他人に理解されないことがあろうとも、

失敗したときには、誰のせいにもできません。

 

一番楽なのは、自分の人生を誰かに決めてもらうことです。

失敗すれば、失敗してもその人のせいに出来ます。

でも・・・・こういうのって、とても”つまらない”と思いませんか?

 

実は、受験では、よく、こういう場面に遭遇します。

例えば・・・・

『本当は、〇〇大学へ行きたかったのに、模試の判定がDだから、無理っぽいので、

B判定のついてる△△大学にする』

 

判定は、判定として、真摯に受け止める必要があります。

 

しかし・・・・この判定は、他人(機械)がつけたものです。

 

本来であれば、ここから努力を重ね、自分が本当に進みたい〇〇大学へ進めばいいのに、

模試が決めた人生を安易に歩こうとする人があまりにも多いように感じてます。

 

実力養成会の皆さんには、

選択を放棄せず、困難と闘いながら、

前へ、前へ、進んで欲しいと願ってます!!

 

どの道に進み、

どの大学を目指すのか?

大学受験では、実に様々な”選択”が求められます・・・・・

 

こういう時にこそ、君自身の”内なる声”に耳を傾けてみましょう!!

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。