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2015
6/18

実力養成会通信第42号 ”1浪で東大理Ⅱに合格した北嶺20期M君の合格手記・その2″ の巻

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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

昨日からの続き、東大理Ⅱに1浪で合格した、手記の後半をご紹介させていただきます。

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《英語について》

英単語と文法を定着させればさせるほど点数も上がっていきます。僕は、2年で「DUO」を8周しました。それ以外には、過去問や模試を解いてる時、英文の中の全く分からなかった単語や明らかに間違えた意味で訳してしまった単語は、後でピックアップしてリング付単語カードにまとめて、覚えました。

東大の英語のポイントは「基本的な例文」を暗記することだと思いますが、今覚えば、「DUO」は最適でした。

~中略~

和訳対策として絶対にお勧めしたいのは「英文和訳演習」(駿台文庫)です。基礎編⇒中級編⇒上級編と基礎に戻って順番にやりました。着実にステップアップできました。

~中略~

要約問題は、論理の骨組みをどうとらえるかがポイントとなります。その意味では、「英文要旨要約問題の解法」(駿台文庫)が非常に有効でした。

リスニングは、「東大英語リスニング15か年」です。これに勝るものはありません。

 

《全体を通して》

以下抜粋

・現役の時の開示をみたら、数学が一番取れてました。部分点は思っていた以上にありました。今野先生のおっしゃる通り完答にこだわる必要はありません。

・過去問は15年分解きました。東大といいえども基本的なことが問われているということが分かりました。

・模試の復習は、下手な参考書よりずっとためになります。終わっても何度もやり直してください。特に冠模試は、とことん解説を読み込んでください。

・東京での浪人生活は思ってた以上に大変でした。志望校を同じくする予備校の寮の仲間に恵まれたことが何よりでした。しかし一人きりの時間が増えたことで自分と向き合えるいい機会にもなりました。

 

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2回にわたり、M君の東大合格手記を紹介させてもらいました。

皆さんは、何を感じたでしょうか?

 

私が、皆さんへ強く言いたいのは 「模試」の解き直しです!!

東大志望であれ、国立医学部志望であれ、私立医学部志望であれ、国立理系志望であれ

「模試」の復習・・・・ここを肝に銘じてください!!

「模試」は、「予想問題」です。

M君が言ってましたね。

「下手な参考書よよりずっとためになると」

 

それと、M君は、浪人中は、常に過去問をやってました・・・・

過去問を「柱」にして勉強をしてました。

みなさんの中で、過去問の優先順位は、どうなってますか?

この過去問の取り扱い、今後、どのように向き合っていくか?

これについては、個別に、より具体的に指示を入れていきます。