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2015
6/20

実力養成会通信 第44号 ”私大医学部入試について考える/前編”  の巻

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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

突然ですが、下の画像ですが、左が今年の東海大学医学部の本物の試験問題、

右側が福岡大学医学部の本物の試験問題です。

(岩手医科大学、金沢医科大学などは試験問題は会場で回収されます)

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そこで・・・・今日と明日の実力養成会通信のテーマは、

「私大医学部入試」について考える!! です。

 

実力養成会設立3年間で、私大医学合格者は、のべで実に16名です。ホームページの合格実績に示している通りです。

実力養成会設立前からだと、直近5年間で私は、のべ29名の合格者を輩出しています。

手前味噌で、恐縮ですが、この数字は、驚異的です。会員の皆さん、保護者の皆さんにとってこの数値がどれくらいの意味をもつのか、ピンとこないと思います。

わかりやすくいうと、今野先生が担当する私立医学部を第一志望とする生徒の5人に3人は合格している・・・・このようになります。

今日と明日の通信で、実力養成会の私立医学部合格のためのノウハウをあますことなく、お知らせいたします。

 

さて、北海道という地域性を考えれば、「私立医学部」は、国公立医学部のすべり止め的なもの・・・・・・・

このようなイメージの生徒、保護者の方は多いと思います。

特に、現役生であれば、なおさらです。

健闘むなしく、不合格となったとしましょう・・・・

 

浪人となり・・・・

そこで、改めて、医学部受験の厳しい現実を知ります。私立医学部を心のどこかでなめていた自分に気付かされます。

 

そして、2浪・・・・・・

国公立と併願してでも合格しようと考えてた自分がいかにおろかだったか・・・・身をもって知らされます。私立医学部は、国公立と併願してでも合格するのは、マーク模試でコンスタントに780点以上達成している一部の限られた生徒の話だった・・・というのがわかります。

このとき、私立医学部合格のためには、能力はもちろん、やり方にかかってるということがわかります。このときこそ、本当の意味で、私立医学部合格に向けた勉強のスタートラインに立ったと言えます。

国公立の医学部を十分に狙える力があるなら、私立医学部を併願することも意味はありますが、そうでないなら、私立医学部に特化した勉強をするのが圧倒的に有効です。

 

意外に聞こえるかもしれませんが、札幌医科大学に合格した生徒でも岩手医科大学が不合格だった生徒は普通にいます。

岩手県盛岡市出身の生徒で、岩手医科大不合格、札幌医科大合格、第一志望が岩手医科大学なので、札幌医科大学を辞退して浪人していた生徒もいました。札幌医科大学をける・・という発想は、ありえないと思いますが、岩手県の人たちにとっては、「岩手医科大学」は、札幌医科大学より、ブランドが上 と考えているヒトも多いということです。北海道と岩手県の地域性による違いです。この生徒は、当時通っていた高校の合格実績を上げるために、進路指導の先生が強烈なプッシュし、本人にとって本意ではないけど、札医へ出願してました。

 

私は、3者面談の時に、よく、次のようなことをお話しさせてもらいます。

「医学部受験はとにかく厳しいです。命を削る思いで1点を削り出すようなものです」

現役、1浪の時でも、そうなのか・・・と思いつつも、2浪に突入して初めてこの言葉の意味が分かりましたと、お話しされてたお母様も過去にいました。

 

受験勉強は、厳しく、辛いものでしょう。医学部受験ともなれば、まさに、命を削る思いで勉強しなくてはなりません。

今、苦しいのは、当たり前です。しかし我々は苦労してでも成長しなければなりません。

我々が今、学んでいるのは、ただ大学に合格するための勉強ではありません。

医学を志す我々が目指すものは、誰かの命を救い、健康を守ることです。

命に携わる重大な使命を持っていることを忘れず、誇りを持ってください。

弱音を吐いてる場合じゃありません!!

「腹のくくり方」がまだまだ甘くないですか?

 

・・・・・・・・・・・・・

話を元に戻しましょう・・・・

 

そこで、私立医学部に特化した勉強とは具体的にはどのようなことかを明日の通信で、

具体的にご紹介させていただきます。

必見です!!