昨年、500近い公立中学校の総合Aテストの学校別平均点を見させてもらった。
地域格差、学校間格差に愕然とした。
今回・・・・道北のある公立中学校の定期試験を見させてもらった・・・・
もし、札幌の普通の中学校なら、クラスの半数以上が100点となるようなレベル。
仮に・・・・向陵中学でこのような問題がテストだったら、大問題となるだろう(笑)
私は、僻地校での指導経験がある。
僻地校なりの悩ましい現実があることも理解してる。
“先生・・・うちの息子、将来“米作り”になるのさ、読み・書きさえできればいいのさ”
こういう保護者が大半。
今は、どうかは分からない・・・・あくまでも”当時”の話。
成績優秀な生徒は、役場か農協に就職・・・・
ごくごくまれに、管内のトップ高(とは言え・・・札幌でいえば、手稲、新川レベル)へ
進学する生徒も・・・
逆に、こういう生徒、その保護者は、変な偏見の目で見られることも・・・・
こういった地域の人たちにとって、
中学校は『社会的に自立して生きていくための土台を形成する場』であり、
高校受験というか勉強は、二の次であり三の次・・・・・・・・・
現場の先生たちも、
地域のニーズを考えながら、全体のバランスを考えながら、
今回のこのような・・・・テストとなったと察してる・・・・・
このような背景から、今後、加速度的に教育格差は広がっていくだろう・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。