スポーツ大会や発表会、各種コンクール、受験などで、子供は極度に緊張します。
これは、学術的にもしっかりと立証されている事実です。
そもそも緊張って、どうしてしてしまうのでしょうか?
理由はいたってシンプル。
経験回数が少ないからです。
これらのことは人生の中で毎日あることではありません。
だからどのように乗り切ったらいいのかの見通しを持てずに、
その結果緊張します。
ヒトの行動はすべて過去の経験の上で考えます。
経験が多くければ多いほど、似たような状況に直面した場合、その場に応じて行動を変え
ていけます。
ですから・・・・『緊張しない方法』ではなく『緊張』や『不安』とどう向き合い、
どう払しょくするか? なのです。
そもそも・・・『緊張するな』と言う方が無理な話。
一番、確実な方法は『成功体験を重ねる』ことしかありません。
そこで、事前に3回くらいの小さな成功体験をさせましょう・・・
3回成功すると、自信がなくて本番に弱い子供でも『自信』が生まれます。
とは言え・・・・受験は3回も事前練習はできません。
そういう場合は成功体験を強化する『言葉がけ』です。
受験の成功体験はなくても、それに類似するような成功体験はいくつもあるでしょう。
例えば・・・・
『10月の記述模試の結果は素晴らしかったね』
『普段の力を出せれば、試験は心配いらないよ』
などです。
これらを『プラス』の言葉として浴びせるのです。
よくありがちなのは、
『緊張するのは、納得するまで勉強できてないから』
だとか
『そんな勉強だと受からない』
これらの言葉は、逆に子供を不安に陥れて緊張するだけです。
無責任なオトナの”こじつけ”でしかありません。
あくまでもプラスの言葉を投げかける!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。