Close the window , calm the light.
『窓をしめて、明かりを少し暗くしてさ』
calm・・・・明かりを「消す」じゃありません!!・・・原義は「穏やかさ」「落ち着く感じ」ですからね・・・・・・”calm the light”⇒”明りをじわ~っと抑えて、いい感じにする”・・・こんなイメージです。
単純に明りを『消す』なら、普通に、『turn off the light』 ですからね。にもかかわらず、calm ということは、それなりの意味を込めてんですよ。
And it will be all right.
『そうしたら、すべて大丈夫さ』
No need to bother now.
『さあ、気にすることは何もないよ』
bother⇒思い悩む、気になってしかたがない・・・、ここでは、二人の今と将来のことで思い悩んでるんです!!
Let it out, let it all begin.
『胸につかえてることは、解放していいのさ、何もかも考え方ひとつだよ』
it は何を指してるのか?・・・・・彼らをbother していること(状況)。
解放する⇒新しく始まる・・・・・考え方や受けとめ方ひとつでどうにでもなるってことを言いたいんだと思うんです。
Learn how to pretend.
『明日は明日の風が吹くんだから・・・・』
うむ~~~
最後の『Learn how to pretend』なんですよ・・・・
この部分をどう受け止め、どう解釈するか?
実は、この曲全体に関わる部分なんです。
たぶん、本当の訳詞の先生たちも、この部分で悩まれたと思います!!
どのようにpretend (ふりをする、装う、見せかける) するのかをLearn(学ぶ、知る)しよ
う・・・・まぁ、こんな感じなんですが・・・・・・
私が、思うに、ボズと彼女の前には、いろいろな障害があるわけですよ。
とても、慎重で、真面目な彼女(Amieさん)・・・・目の前の障害の高さ・大きさに、も
う、無理!!って心が折れかけてるんです・・・・そこで、ボズが、色々と励まして、頑
張っていこう!!って言ってるんですよ。・・・・・そんな光景が目に浮かぶんです!!
物事すべて、理詰めで考えても限界があるでしょう、大丈夫、物事はうまく、回っていく
と思い込む(これがpretend)、そのように自分に言い聞かせ、自分の中に落とし込む(これ
がLearn)であると、解釈しまた。
だから、シンプルに言えば、『明日は、明日の風が吹く』ってことを言いたかったとおも
んです。
すなわち、『 Learn how to pretend = 明日は明日の風が吹く 』
このように、解釈すると・・・・全文、ちゃんとしたストーリーが成立するんです。
ボズさん、どうでしょうか?
ボズスキャッグスと言えば『We’re all alone』・・・・・・
国を問わず、全世界の40代~60代のヒトたちにとって、
バラードの定番中の定番・・・・
でも、私にとっては『the real American ENKA』
だから、私の中では、この曲は、吉幾三さんの『津軽平野』とか『雪国』と同じくくり
なんです!!
『なんちゃって訳詞家』の暴走をお許しください・・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。