日本を代表する歴史小説家、藤沢周平の魂の力作です!!
読み応えがありました。2回も読んでしまいました!!
「正徳の政治」を行った新井白石・・・・・・
すぐれた儒学者であると同時に家宣の将軍就任に伴い、幕閣に入り、数々の改革を行い、
先駆的業績を残した新井白石。
「人間、新井白石」の生涯を描いた長編感動ストーリーです。
教科書で描かれている新井白石・・・・・
しかし、実際の新井白石・・・・・かなりギャップがありますね・・・・
生まれてからずっ~と超極貧だった白石。
しかし、アタマは、当時からキレっキレっ!!
メチャクチャ頭が良かったようです。
このキレっキレっが街中の噂となり
ついには、
甲府藩主、綱重の侍講(今で言う家庭教師)として召し抱えられることに。
これぞ、”口コミ”の威力です。
さらに・・・・・
5代将軍綱吉の死後、綱重がなんとっ!!
まさかの6代将軍家宣に!!
白石は、6代将軍家宣とともに天下の経営に乗り出していきます。
人の人生なんて、どこで、どうなるのか・・・・わかりませんよね。
白石が、天下の経営?
白石の極貧時代を知る、友人は、夢にも思いませんでした。
白石は、彼の片腕である間部詮房とともに幕政改革の理想に燃えました。
しかし、あ~それなのに、それなのに・・・・・
出る杭は打たれる・・・・
彼の足を引っ張りたがってる人は、うじゃうじゃ・・・・・
いつの時代も、いるんでよね~~、こんな連中・・・・・
彼は、そんな抵抗勢力にめげることなく、幕政改革に乗り出します!!
そんななか・・・・・
白石を全面的に信頼してここまで人生を歩んできた家宣の死で、白石の運命はまた大きく
変わりました・・・・・
この本を読んで、新井白石がまたまた大好きになりました!!
日本史・・・・・・大好きです。
今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。