古代ギリシアの時代です。
『ポリス』・・・・古代ギリシアの都市国家のことです。
当時、ギリシア国内に1000以上のポリスが存在していたと言われてます。
しかし、ギリシア全土が統一されることはありませんでした。
城壁をもつ中心市と周辺の村落からなり、住民は、”市民”と”奴隷”の区別がありました。
このギリシアのポリスの中で、ひときわ有名なのが『スパルタ』というポリス。
もともと、この『スパルタ』は、北から移住してきたドーリア人が、この地にもともと住
んでいた非ドーリア系の人々を征服し、隷属民とし、商工業や農業に従事させてました。
まぁ、ぶっちゃけ、5000人たらずのドーリア人が、商工業に従事する2万人(先住民)の
他、5万人以上の隷属農民を支配してたわけです。
単純に計算すると、市民一人につき14人を支配してた・・・・・
そりゃ大変ですよ。
14人が束になってかかってきたら、たちまち、やられてしまいます・・・・・・
ですから、スパルタの市民の中に、軍事訓練をとことんやるべし、という仕組みが作られ
ていきます。
まぁ、分かりやすく言うと、日ごろから、”ビビらせておく” 必要があったんです。
これを軍国主義的規律(リュクルゴスの制) と言います。
これこそが、スパルタ教育の”スパルタ”のことです。
世界史を勉強すると、色々な発見もあるもんです・・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
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