ニュース・ブログ

2017
12/13

『スパルタ教育』のスパルタについて

ブログ

古代ギリシアの時代です。

CIMG9971

『ポリス』・・・・古代ギリシアの都市国家のことです。

当時、ギリシア国内に1000以上のポリスが存在していたと言われてます。

しかし、ギリシア全土が統一されることはありませんでした。

城壁をもつ中心市と周辺の村落からなり、住民は、”市民”と”奴隷”の区別がありました。

 

このギリシアのポリスの中で、ひときわ有名なのが『スパルタ』というポリス。

もともと、この『スパルタ』は、北から移住してきたドーリア人が、この地にもともと住

んでいた非ドーリア系の人々を征服し、隷属民とし、商工業や農業に従事させてました。

 

まぁ、ぶっちゃけ、5000人たらずのドーリア人が、商工業に従事する2万人(先住民)の

他、5万人以上の隷属農民を支配してたわけです。

 

単純に計算すると、市民一人につき14人を支配してた・・・・・

 

そりゃ大変ですよ。

14人が束になってかかってきたら、たちまち、やられてしまいます・・・・・・

ですから、スパルタの市民の中に、軍事訓練をとことんやるべし、という仕組みが作られ

ていきます。

 

まぁ、分かりやすく言うと、日ごろから、”ビビらせておく” 必要があったんです。

 

これを軍国主義的規律(リュクルゴスの制) と言います。

 

これこそが、スパルタ教育の”スパルタ”のことです。

 

世界史を勉強すると、色々な発見もあるもんです・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。