ニュース・ブログ

2017
12/21

古代から中世へ・・・・武士の台頭について考える/前編

ブログ

有史以来、政治の頂点に立つ者は、『軍事力』と『経済力』を兼ね備えた者であるという

傾向があるように思います。

 

どれだけ素晴らしい政治理論をもっていたとしても『軍事力』と『経済力』がなければ政

権は長続きしません。

 

歴史を勉強し、指導していて感じることです。

 

律令体制の時は『軍事力』は律令国家が掌握してました。また、公地公民の制のため『経

済力』も律令国家が牛耳っていたわけです。

 

しかし・・・・・律令体制は間もなく、崩壊していきます。

それに伴い、貴族や寺社が『経済力』を持つようになっていきます。

 

また、律令体制が崩壊すると、国家が軍事・警察機能を果たせなくなってしまいました。

自分の土地や命は自分で守らなれりばならない、という時代になったのです。

 

そこで誕生したのが『武士』です・・・・・・後編へ続く。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。