年末恒例の『大間マグロ漁師さん』のドキュメント番組。
学生時代、コンブ漁師の方のところで、住み込みのバイトさせてもらった経験から
やはり、真剣に食い入るように見てしまいます。
番組では、いつも、紹介されてませんが、
一回の漁に出るだけでも、『燃料代』『人件費』等々相当の額になるんです。
不漁が続くと、本当にしんどいんです。
おそらく、漁協の共済の”保障”はあるとは思うのですが、経費で吹っ飛んでいくと思うのです・・・・・
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この番組の中で、あるカリスマ漁師さんが言ってたことが、とても印象に残ってます。
マグロ漁というもんは、
マグロに選ばれたモノが、
マグロを揚げるのさ・・・・・・・・
それぞれの漁師さんが、エサをつけ、仕掛けをかませ、海に”はり”を投げ入れます。
マグロに選ばれた”エサ”・・・・・・・マグロは、その”エサ”を喰うとのこと。
マグロに選ばれし漁師こそが、マグロを揚げることが出来るんだ・・・・・
このように言ってました。
とても、鮮烈な言い回しです。
それと、このような事も言ってました。
一攫千金ってヒトは言うけどね、
そんなのは、偽りの成功だね。
本当の(マグロとの)勝負は、腰を落ち着かせてかからないとダメさ。
骨身にしみる言葉です。
今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。