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2018
3/28

わがままを許さないしつけ

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ここ最近、オーストラリア、アメリカにホームステイに行く高校生が多くなりました。

 

実力養成会でも、1年間オーストラリアに行ってる高校生がいます。

その生徒がたまたま一時帰国し、電話でいろいろとお話しました。

現地での家庭生活の印象を聞くと『しつけが厳しい』って例外なく返ってきます。

 

日本の家庭は、ほとんど子供中心。(私のとこもそうです)

食事にしても子供の好みが優先されがち。

このような生活に慣れた子供にとっては、食事面での厳しさには、確かに、とまどいを感

じることでしょう。

 

オーストラリアの家庭では、牛乳はいくら飲んでもいいけど、コーヒーは高校を卒業する

までダメ!!とか、親が普通にステーキを食べ、子供たちは普通にハンバーグっていった感

じで、決して子供を甘やかしません。親子の間には、ハッキリとした境界線があります。

夫婦だけの時間、生活というのがどこの家にもあります。

子どもを過保護にしないんです。

 

オーストラリアのシドニーのパブリックスクールに上流階級の子供たちの全寮制の中学校

があります。上流階級では恵まれた環境もあって子供に甘くならざるを得ないのでしょ

う。そうした弊害を防ぐため、あえて寮に入れて親の保護から離し、粗末な食事と厳しい

生活環境下で勉強させるんです。

パブリックスクールでの過酷ともいえる条件の下で鍛えられた子供たちは困難に耐える強

い意志と体を備えた立派な若者として親元に戻ってきます。

 

ひよわでわがままな子供をつくらせないという、オーストラリア人の考えた知恵なんで

しょう。

今、日本には、

豊かさに溺れ、自立できない若者が増え続けてます。

 

あいさつが何一つできない

努力に対して、すぐ背を向ける

いつも、言い訳ばかりをする

 

みなさんも、お気づきですよね?

親の過干渉と過保護がこうさせたんです。

 

 

我が子をこのようにさせないためにも、

世間から隔離された寮生活を通じて、集団の規律を身につけさせ、逆境に耐える強さを身

につけさせるためにもパブリックスクールのような寮生活を二年間ほど義務付けてみては

どうでしょうか?

絶対に価値ある二年間になりますよね。

 

そういった意味では、北嶺の寮生全体に言える事ですが、たくましいと思います。

(北嶺の寮生活が過酷ということではありませんので・笑)

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありかとうございました。