将棋は、『宜しくお願いします』で始まり・・・・・『負けました』で終ります。
これは、『礼儀作法』に他なりません。
◆これから・・・・対局が始まります。
◆ここで、対局が終了しました。
将棋では、敗れた人が自分が『負けました』と言い(“投了する”といいます)対局が終了します。
『負けました』は日本ならではの美学です!!
実に平安時代から指されてたといわれてる将棋。
いまや、将棋は、世界各国で指されています。
海外において、自分の敗北を認めるということは、最大の屈辱です。
ですから、敗者が自ら『負けました』というのは、普通に考えればあり得ないことです。
では、実際になんと言ってるか?・・・・・・・
『I lose.』ではなく、『You win .』
自分の負けを認めるのではなく、相手を称えて、終わってます!!
なるほど・・・・・って感じですね。
ところで、『負けました』とわざわざ口にするのは、日本的な美学の現れです!!
自分のしたことに対して、最後まで自分で責任を取る。
潔く、清らかな精神の宿る将棋。
日本の美学の象徴である将棋。
こんな将棋が、私は大好きです!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。