私自身もこのように、思うことはありますが、ここまで言い切る勇気はありません。
実は、”中央公論新社”から出版されている”小林公夫さん”の著書です。
30年にわたる受験指導を生業としてきた筆者が、「親が”高学歴”な場合、それは”子育て”にどう影響を及ぼすか?」そのことについてまとめられた一冊です。
決して、「高学歴な親」=「子育てに失敗する」 ということではありませんが、とても興味深い内容になってます。
以下に、印象深いというか、私も経験した全く同じ事例の一部を紹介させて頂きます。
■ ”過干渉であるのに、まったくそれに気づいていない・・・・・・・・”
■”一般社会の常識とのギャップに親も子も気付いていない・・・・・”
■”情報に流され、自分で分析できない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・”
■”結果として目標のない子供、目標のもてない子供を作り上げてしまう・・・・・・・・”
■”気付けば、無責任な放置。お決まりの文句は、すべて子供に任せてる・・・・・”
■”名前が悪い、画数が悪いと、改名・・・・・・・・・”
これらは、著者の30年の経験のいくつかをケーススタディとして紹介しています。
私も筆者と同じくらいの指導経験をもちます。だからこそ、とても共感のできる一冊でした。
受験生を子にもつ、親御さんに是非ともお勧めしたい一冊です。