7月も、残すところあと数日・・・・・
思えば、7月には、山開き、海開き、七夕、花火大会・・・・
いろいろな年中行事がありました。
実は、これらには、それぞれ意味があり、人々の思いが込められてます。
例えば、隅田川の花火大会。
江戸時代の1733年(享保18年)飢餓や疫病で亡くなった犠牲者の慰霊と悪病退散を祈って、
当時の将軍徳川吉宗が水神祭に行った時に、両国橋周辺の料理屋さんが花火を上げたこと
に由来してます!!
さらに、時をさかのぼり・・・・・
1543年、鉄砲の伝来とともに火薬が日本に伝わりました。
海外では、当時から、火薬は、発破工事に使われてました。
火薬 = 破壊・・・・・・こんな図式ですね。
ですから、当時は、
日本では、発破工事には使いませんでした。
自然界のあらゆるものに、『神』が宿ってると考えていたから・・・・・
だから、日本人は、火薬を用いて『花火』を考えだしました。
ある本でこの”事実”を知った時、
私は、祖先の人たちって、やるなぁ~、格好いいなぁ~・・・
これを”粋(いき)”っていうのだと素直に思いました。
花火大会・・・・・・
その意味、由来、そこに込められた人々の思いを考えてみるのもいいですよね。
先日、豊平川の花火大会が行われました・・・・・・・
ある生徒から花火大会の前日『先生…いっていいですか?』って相談されました。
年に一度の花火大会でしょ?
ご家族と、友達と、夜空を彩る光のアートを楽しむのも
全然”あり”だと思うよ・・・・・
こう、アドバイスさせてもらいました・・・・・
その際、火薬と花火、そして花火の由来を話してあげました・・・・・
自分の中では、”粋な” 対応だったかな・・・・って自画自賛の話でした。
スミマセンでした・・・・
今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。