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2018
7/29

◆花火大会

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7月も、残すところあと数日・・・・・

思えば、7月には、山開き、海開き、七夕、花火大会・・・・

いろいろな年中行事がありました。

実は、これらには、それぞれ意味があり、人々の思いが込められてます。

 

 

例えば、隅田川の花火大会。

江戸時代の1733年(享保18年)飢餓や疫病で亡くなった犠牲者の慰霊と悪病退散を祈って、

当時の将軍徳川吉宗が水神祭に行った時に、両国橋周辺の料理屋さんが花火を上げたこと

に由来してます!!

 

さらに、時をさかのぼり・・・・・

1543年、鉄砲の伝来とともに火薬が日本に伝わりました。

海外では、当時から、火薬は、発破工事に使われてました。

火薬 =    破壊・・・・・・こんな図式ですね。

ですから、当時は、

日本では、発破工事には使いませんでした。

自然界のあらゆるものに、『神』が宿ってると考えていたから・・・・・

 

だから、日本人は、火薬を用いて『花火』を考えだしました。

 

ある本でこの”事実”を知った時、

私は、祖先の人たちって、やるなぁ~、格好いいなぁ~・・・

これを”粋(いき)”っていうのだと素直に思いました。

花火大会・・・・・・

その意味、由来、そこに込められた人々の思いを考えてみるのもいいですよね。

 

 

 

先日、豊平川の花火大会が行われました・・・・・・・

ある生徒から花火大会の前日『先生…いっていいですか?』って相談されました。

 

年に一度の花火大会でしょ?

ご家族と、友達と、夜空を彩る光のアートを楽しむのも

全然”あり”だと思うよ・・・・・

こう、アドバイスさせてもらいました・・・・・

その際、火薬と花火、そして花火の由来を話してあげました・・・・・

 

自分の中では、”粋な” 対応だったかな・・・・って自画自賛の話でした。

 

スミマセンでした・・・・

 

 

 

今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。