過去に、
親に行けと言われて、北大志望にしました。
とか、
浪人であるにもかかわらず、志望大学、志望学部を決めれない生徒もいました。
最近の、生徒を見てて、思うのが、「決断できない生徒」が多いということです。
「決断力がない」「決断できない」とは、言い換えれば、「自己主張ができない」という
ことです。
このような生徒は、例外なく、お母様、お父様の態度にその原因があります。
しかし、お母様、お父様は、子供本人の資質に問題があると、勘違いされてます。
子供が自分の意志で決めたことを ”それはダメ” と否定したり、子供の意見を無視し
て、”こうしなさい” というような言い方をいつもしています。
自分の意思が通らないことが、度重なると子供は、”言ってもムダ”と思うか、
“自分の意見が間違っている”と考え、結果として自分の意見を主張しなくなります。
そんな子供を、お父様、お母様は、「自分の子供は、一体、何を考えているのか、わから
い」と嘆きます。
挙句の果てには、自分の子供を宇宙人扱いするお母様もいました。
自分の意志で決めたことは、子供は、当然、自主的に行動を起こします。
自分の意思を尊重される、喜びをを知った子供が、行動力をグングン伸ばせていけます。
自分の子供に対して、
自分のことなのに、全然、決断できない・・・・
自分のことなのに、はっきり意見をいえない・・・・・
と、思っている方もいると思いますが、
子供、云々の前に、
いままで、子供に、決断させる場を与えてたでしょうか?
いままで、子供に、主張の場を与えてたでしょうか?
最後に・・・・
「こんなことも出来ない」は「こんなこともやらせてない」からです。