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2018
12/13

私の考える、西郷と大久保・・・・・

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大河ドラマ・西郷どん、いよいよクライマックスを迎えます。

 

今日は、

調子こいて、西郷と大久保について、うんちくを語らせていただきます(笑)

 

ただし、日本史指導の際は、教科書にのっとり、淡々と指導させてもらってます。

うんちくは語ってません!!

 

さて・・・

数多くの明治維新の指導者の中で、特に中心的役割を果たした『西郷隆盛』

『大久保利通』『木戸孝允』の3人は、

ご存知のように、維新の三傑と呼ばれてます。

 

そのなかでも、西郷は、大きな度量、部下に対する深い愛情、情熱と勇気、

そして気取らない性格、簡素な私生活などから

広く人々に、今もなお、愛され続けてます。

 

政治家として見ても、情にもろく、清廉潔白・・・・・まさに、日本人好みのキャラ。

さらには、西南戦争における悲劇的最期と相まって、

源義経坂本龍馬と並び、いつの時代も国民に愛され続けてきました。

 

その一方で、新しい国内体制の、ち密な建設計画を進めることに関しては、

不得意のようで、西郷の積極的な役割は、『廃藩置県』をもってほぼ終わったと指摘する

歴史学者もいます(『素顔の西郷隆盛』より)・・・・・

 

さて・・・・・大久保といえば・・・・

征韓論、台湾出兵で、西郷、木戸が下野したのちも、ただ一人政府に残り、

相次ぐ近代化政策により、日本の近代国家建設の基礎を築いた最大の立役者です!!

彼がいなかったら、今の日本はありませんでした!!

最後まで、政権の座にいたこともあって、西郷に比べると国民的人気も乏しく、

ややもすると「西郷を追い落とした」「自由民権運動を踏みにじった」などと

非難を浴びたりしますが、ときとして、冷酷・冷徹と思えるほど沈着、冷静であり、

優れた決断力、明せきな頭脳、広い国際的視野にたつ現実主義に徹した政治姿勢に

真のリーダーを感じます。

 

多くの反対を押し切って大胆な改革を実行しなければならかった、当時の実情を考えれ

ば、西郷との決別も、仕方なし・・・・・・私は、個人的には、このように見てます。

 

そして、大久保は、西南戦争を鎮圧した、翌年・・・・紀尾井坂で暗殺されます・・・

 

 

とにかく『個』を最優先してた西郷。

 

とにかく『国』を最優先してた大久保。

 

私は、両者の間には、『憎しみ』というものは、なかったと思ってます!!

 

二人は、間違いなく、終生、固い心の絆で結ばれていることでしょう!!

 

 

西郷も好き、大久保も好き・・・・・でも、龍馬が一番好きな今野でした。

 

今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。