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2022
4/4

『察する』文化・・・・・

ブログ

先月、濃厚接触者となり、ホテルで療養してた友人T。

 

そんなヤツを心配するオーストラリアの友人からラインをもらい、

色々とやりとりをさせてもらった。

 

このやりとりの中で、またしても、新たな発見があった!!

 

 

オーストラリア人に限らず、欧米のヒトたちは、

『Yes』『No』の意思表示がメチャクャはっきりしてる。

 

だから、何を考えているのかがわかりやすい。

 

 

一方、私も含めて日本人はどうか?

 

日本人は 『Yes』『No』 は『めちゃくちゃ曖昧』

 

だから、ネイティブは大いに困惑する。

 

その代表的フレーズが

 

『けっこうです』

 

彼らは、この肯定とも否定ともどちらにでもとれる難解な日本語を

声のトーン、

語尾の上げ下げで、

判断するらしい・・・・・言われてみると、納得だ。

 

 

『日本人は、なぜこのように”扱いにくい”言葉をチョイスするのか?』

と聞かれた。

 

It’s consideration. Unique to Japan.

“日本人特有の細やかな心遣い”

 

このように伝えたが、

 

彼は、こう言ってた

I don’t get it. 

“私には、理解できない”

 

ネイティブには、理解できない感覚だ。

 

 

『日本人はあいまいな態度をとる』というのがネイティブの本音。

 

そもそも、”日本人のあいまいな態度”は、

“相手の気持ちを推し量りながら”コミュニケーションをとろうとする配慮だ。

 

しかし・・・ネイティブには、到底理解できない。

 

 

とはいえ・・・・

 

このあいまいな表現こそ、

我々の文化・・・・・

すなわち

“察する” というものだ。

 

ネイティブには、”察する”という文化はない。

 

ネイティブと知り合いになると

 

様々なことに気付かされる・・・・

そして・・・・とても勉強になる。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。