そもそも・・・・
壇ノ浦の戦い・・・“潮流”が勝敗を分けたという説は、大正時代のモノでした。
当時から、この説への反論も多かったのですが、
令和の、今・・・・
様々な潮流のコンピューター解析、
歴史学者はもとより、海洋学を始めとする国内屈指の有識者による
様々な潮流のコンピューター解析の結果・・・
潮流が勝敗を分けたという説は、
“明らかに違う!!” ということが決定的となってます。
あの有名な東大史料編纂所の本郷教授も断言しているとこをみると、
勝敗の決め手は、潮流でなかった!! ということです。
そもそも・・・
潮流コンピューター解析で判明したことは、
『壇ノ浦の戦い』の頃は、もともと潮流が強くない時期であった!!
さらに、合戦のあった海域は、潮流の弱い場所であったということ。
結果、向きがどちらにせよ、同じ潮流の上で闘うのだから両軍の”相対速度”は、
なんら変わりはない!!
そうすると、従来の『潮流』という絵にかいたような分かりやすい理由でないなら、何が
原因だったのか?
肝心の勝敗を分けた理由は、
いまだ、謎のままということです・・・・・・
歴史研究の最前線は、とても興味深く、
ワクワクするものです!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。