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2015
8/11

実力養成会通信 第88号”2015北大理系数学第3問を考える” の巻

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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、そして広島県のY君、こんにちは。

今日は、北大理系志望者必見です・・・・・・

今年の北大理系数学の第3問を取り上げます。

我々、実力養成会の受験生にとっては、

過去問は、直前のチャレンジ問題じゃありません。普通レベル!!です。

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北大数学と言えば・・・・まず空間系です。

空間ベクトルだったり、立体の体積関連だったり・・・

毎年、「空間」をテーマにした問題が出題されています。

今年は、典型的な空間ベクトルでした・・・・・・

絶対にミスしちゃいけない問題でした・・・・・

(1)は、以下の通り、王道で!!  まさに、教科書通りの手順です!!

ちなみに、平面αの「法線ベクトル」は、感覚的にすぐ(0、1、-1)とわかるでしょう・・・

なら、別解に示している通り、この法線ベクトルを用いる方法もありますよ・・・

そうすると、(3)では、正射影・・・というのも見えてくるはずです・・・・・

みなさんは、気付いてましたか?

作問者は、そんなことも考えていたのですよ・・・・・・・・・

「正射影」・・・積極的に使っていきましょう・・・・

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(2)は、何もひねりのない「えっ?」って思う問題でした。(1)の結果を代入するだけ。

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(3)は、センターで誘導がついて、出題されそうな典型問題です。

CIMG0906

特に、(3)は、赤本には、解説はありませんが、「正射影」を用いればもっともっと楽に処理できます。

「正射影」を用いて、解いてみてください!!

以前、6/26のブログの中で「正射影」を解説しました。

それを参考にして必ず、トライして下さいね・・・・

“微妙”であれば、先生がガッチリと解説します。

 

今年は、このような「ベタな空間ベクトル」でした・・・・・

来年は、「立体の計量」と予想されます・・・・・・

特に、内接球、外接球の半径、体積であったり・・・・

四面体、立方体の切断に関連したものであつたり・・・・・

対策は、立てやすいはずです・・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。