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2018
6/10

実力養成会通信 第796号 ”『魔法』それは『褒めること』” の巻

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能面のような表情だった子がすっかりと変わった・・・・・

 

あるお母様がおっしゃってました・・・・・

実力養成会に通うようになって、勉強に対して前向きになり、

しかも単元テスト等で結果が歴然・・・・

 

お母様は、このことを

今野先生の『魔法』にかかったみたいです!!

このように例えて下さいました。

ありがとうございます。

 

『魔法』・・・しいて言わせてもらうと、それは『褒めること』だと思います。

 

『褒める』・・・・

 

 

今となれば、誰もが知る、教員・塾、予備校講師の指導技術の一つです。

 

校長研修にしても、スクールマネジメントの一貫として『褒める技術』は、

研修プログラムに組み込まれています。

 

 

もうかなり前の話ですが、、『コーチング』の研修会に参加させていただきました。

その中で、『褒める』ことの大切さとその効用を学ばせてもらいました。

それ以来、私の中で、『褒める』ということは、私の指導の中核をなすものとなってい

す・・・・・

 

一昔前までは、『褒めれば、つけあがる、褒めない方がいい・・・・・』

このような風潮は、確かにありました。

 

しかし、ここ最近、社員教育や人材育成で良く言われてるのが『褒める』ことです。

 

まだまだ、世の中には、『褒める』ということへの誤解をしているヒトも少なくないよう

に思います。『褒める』ことと『おだてること』は、全く別物です。

 

20代、30代の頃の私は『褒めること』を一切してませんでした。

力で、全てをねじ伏せる、超スパルタ指導でした。

ですから、『褒める』必要はありませんでした。

 

とはいえ、生徒たちに出来るようになって欲しい!!・・・・このような思いから、

生徒の『出来ない事』探し、に重点を置いてしまってました。

分かりやすく言えば、『生徒の欠点探し』の指導でした。

 

生徒の『あら探し』をするのか?

生徒の『宝探し』をするのか?

 

やはり『宝探し』であるべきです(大阪桐蔭高校野球部西谷監督のお言葉です)

 

このことに気付かせてくれたのが、コーチングの研修であり、予備校講師仲間であった

り、大先輩であったり・・・それと、私の今までの数えきれないくらいの失敗でした。

そして何より、私の目の前の生徒自身が、このことに気付かせてくれました。

 

 

生徒たちの頑張ったことを見つけよう

昨日よりも成長したことを見つけよう

と強く意識することで、自然と生徒にかける言葉も変わってきます。

 

意識、言葉、行動・・・・・この三つはすべて密接につながっています。

意識が変われば、言葉は変わります。

言葉が変われば、行動も変わります。

 

あの甲子園常連校、強豪『大阪桐蔭高校野球部監督、西谷氏』もある講演会の中で、

『褒める』指導は・・・・・・・

①理解されてる実感を相手に与えられる。

②相手の自己信頼、自信がアップ。

③組織の雰囲気が良くなる。

④モチベーションが上がる。

⑤ミスが減る。

⑥褒める側のエネルギーがあがる。・・・・とおっしゃってます。

 

西谷監督の指導法の根源にあるものは『褒めるコト』だったんです。

説得力は、半端ないですよね。

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。