昨日の、実力養成会通信で書かせてもらった内容と、かなり”かぶり”ます。
今日は、指導者が各自の心の中にある”基準”について、書かせてもらいます。
この基準の高い、低いが、結果として生徒をどこまで引っ張り上げていけるか?
ここに帰着するって事です!!
さて・・・
ある高校の1年生で実施されてる英単語のテスト。
毎月、第一週の英語の時間の中で、100題の英単語テストを実施しています!!
合格は100点です!!
要は、満点かそうでないか?
満点でなければ、追試です!!
非常に分かり易いですね!!
まぁ・・・・どこの高校かの話は、分かる人は、すぐ分かると思います。
毎月、一回の100題テストは、クラス全員一発で合格してます!!
生徒がスゴイ!!・・・と思いますか?
確かに凄いかもしれません・・・・・
私は、生徒をここまで鍛え上げた学校の先生たち、
クラス全員満点が普通・・・このような意識にさせている先生たちに凄さを感じます。
ちなみに、毎週1回、50問の単語テストは、ルーチンとして普通にやってます。
この毎週実施してる50題の単語テストの今までやった分を全部ってのが、月始めの100題
テストです。
生徒は、単語を覚えるのは、完全に”日常茶飯事”です・・
この学年を担当されている英語の先生たちが指導されていた、昨年のこの高校の3年生
の、センターの英語の平均点は、予想通り、ずば抜けてました。
講師側の”基準”の設定の仕方が、生徒の取り組み方にそのまま反映するんです。
講師側が『これくらいで、いいかぁ~』という安易な基準(ゆるい合格ライン、例えば
100問中90問で合格というような)を設定すると、生徒も、自然と『これくらいで、いい
かぁ~』そうなるもんです!!
『何が何でも単語を覚えさせる』という英語の先生たちの”気概”が、
100点でないと不合格!!・・・・・こうさせてるんです!!
例え、1問ミスの99点でも、追試です!!
ですから、99点も90点も、50点も、同じ不合格!!
1問ミスも許されません!!
当然、生徒は、ガチで覚えます!!
これが、合格点95点だったらどうでしょうか?
生徒にも、心のどこかに甘えがでるでしょう・・・・
『5問までならミスしても、セーフだし』・・・・という甘え・・・
その甘えを一切、排除した、単語暗記を生徒に徹底させてる、この高校の1年生を担当さ
れている英語の先生たちは、素晴らしいです!!
何が言いたいか?
100題テスト、90点で合格とするか、95点で合格とするか、100点で合格とするか?
それは、講師の個々の中にある”基準”次第・・・・・・
その基準が、結果として生徒を作り上げていく!!
100点という合格ライン・・・・・
クラス全員が、びしっと100点で合格するようになるんです
やはり、講師の見えてる景色の違いが、基準の違いになってます!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。