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2015
11/16

実力養成会通信 第170号 ”私立医学部合格のための基本戦略” の巻

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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、宇都宮スタディーフィールドのみな

さん、八雲のG君、こんにちは。

 

現在、実力養成会には、私立大学医学部を受験する生徒が6名います。

私立医学部を第1志望とする生徒・・・・・

「滑り止め」的に受験する生徒・・・・

状況、学力、それぞれ異なりますが、

私立医学部を受験するにあたっての、私の、基本的なスタンスについて、

お話させていただきます。

 

ちなみに、

実力養成会の私立医学部の合格実績はホームページの「合格実績」にある通りです。

実力養成会、定員25名、このうち受験生10名。このような規模での、この実績。

我々の受験指導の、質の高さを示すには十分だと思います。

 

 

マーク模試でコンスタントに780点以上達成している生徒にとっては、

私立医学部の中堅校は「滑り止め」になります。

 

そうでない生徒にとっては、

私立医学部は国公立医学部の「滑り止め」にはなりません!!

 

このことは、生徒自身よりも、まず、保護者の皆さんがこう言う認識でいてください。

また、校内限定成績優秀者(評定平均、校内順位はいいものの模試で点数がとれない生徒)

は、特に、私立医学部を「下に」見ます・・・私立医学部を”甘く”見る傾向にあります。

その結果、ことごとく「不合格」になります。

よくある校内限定成績優秀者の典型例は・・・・・・

現役時代⇒国立医学部不合格

1浪⇒国立医学部不合格、滑り止め感覚で私立も受験するが不合格。ここで初めて自分の実力を知る

2浪⇒私立医学部専願、私立医学部不合格、ここで初めて、私立医学部の難しさを知る

3浪⇒しっかりとした戦略の下、念願の私立医学部合格

合格まで、「3年」かかります・・・・・これが現実なんです。

しかし、実力養成会の生徒は、1年で合格します。

その理由を、明かします。

 

 

今年、東海大学医学部に合格した実力養成会のH君は、3月の下旬に「追加合格」の通知

が来ました。なんと、入学式の3日前のことです。この生徒ですら、センターで750点 達

成してます。

780点以下の生徒は、しっかりとした対策をしないと合格できません。

このH君も東海大学の対策は徹底して行いました!!

すなわち、780点以下でも、しっかりと対策をしたら、「正規合格」でなくとも「追

加」で必ず合格できます。

 

以上のことを踏まえた上で、私の私立医学部の合格戦略は・・・・

 

 

「受かりやすい大学に滑り込め」

 

 

本音で書きます!!

まず、私立医学部は毎年、「難化」しています。5年前の「イメージ」は、もう遠い昔の話です。

どこの医学部だろうとも「医学部という超難しい試験」に受かった・・・という社会的評価にかわりはありません。

医師になってからは、実力が全てであり、国立だからとか私立だからという、どこの大学出身ということは、影響を受けません。

医学部であれば、どこの大学であろうと大きな差はありません。

自分にとって、最も受かりやすい大学を志望校とするのがベストの選択なんです。

偏差値だけにとらわれずに、自分が最も、有利に戦える大学を志望校とする。

具体的には…

各科目の得点配分・・・・得意とする科目の比率が高く、不得意の科目の得点比率が低い。出題形式・・・マークか?  記述か?・・・・まだまだ色々ありますが・・・

 

さらには・・・・これは、あまり、書きたくない(公表したくない)のですが、あえて、いいます。

 

例年、何人くらいが繰り上がり合格するか?

 

ある大学は、例年60人くらい、繰り上がりで合格します。

その一方で150人くらい、繰り上がりで合格する大学もあれば280人くらいまで、繰り

上がりで合格します。

(補欠合格の時、繰り上がりの順番が通知されます)

ちなみに、先程の東海大学医学部に合格したH君は、「58番」でした。

 

いかがでしょうか?

その生徒、その生徒に合わせた、「戦略」がある!! ということがお分かりいただけたで

しょうか?

中途半端な学力の生徒が「ヘタな鉄砲、数、撃ちゃ 当たる」的な発想で数多くの大学

を受験しても、受験料を大学に寄付するだけの話です・・・・・

 

その生徒・生徒の現状にマッチした明確な受験戦略を練り上げ、それに基づ

き、理にかなった方法の指導の積み重ねが、実力養成会の合格実績となっています。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。