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2019
6/10

実力養成会通信 第1162号 ”大学入学共通テスト/数学について思うこと①” の巻

ニュース

速報です!!

高1生、N君、定期考査、数学96点達成!!

高1生、Hさん、定期考査、数学95点達成!!

 

 

さて・・・・

◆ある高校の2年の数学の定期考査の問題です。

見ての通り、共通テストを想定した問題です。

この問題を作成された先生の『心意気』に対して、敬意を表したいです!!

まさに、作成された先生の『チャレンジ』です。

 

この夏、各高校でも、講習は、この共通テストを意識したものになっていくと聞いて

ます。『いよいよ、動き出した』・・・・・という感じがしてます。

実力養成会でも、遅れをとることなく『共通テスト炎の10時間特訓』を実施します!!

 

 

さて・・・・・本題に入りましょう!!

 

数年前に、オックスフォード大学のある有名な准教が、

AIの普及で、あるいは、押し寄せるコンピューター化の波により、

消える職種、もしくは、コンピューターに奪われる職種に、

どんなものがあるか?・・・・・という論文を発表しました。

 

その論文によると、90%以上の確率で消えてなくなる職種は・・・・

スポーツの審判、不動産ブローカー、レジ係、ホテル受付、電話オペレータ

接客業全般・・・・・もちろん、塾講師、予備校講師も普通に消えるそうです・・・

 

 

それと・・・・もう一つ!!

 

2011年の東日本大震災では、国の偉い方々や電力会社は、原子力発電所の電源が落ちる

事すら想定してませんでした。

 

確かに、戦後から日本は、目覚ましい経済成長を成し遂げてきました。

 

しかし、その一方で、気付けば、想像するというより、想定するする能力もない状況に

陥ってたんです。・・・・・・・・

 

この事が、大きかったんです!!

 

社会で、必要とされる人間を育てる!!

 

もっとも、てっとり早く、有効なのは、『高等教育』すなわち、大学入試システムを抜本

的に変えるコトだ!!・・・・・このような話だったんです。

 

 

さて、今回の入試大改革は、

そもそも『経団連』からの強い要請があって動き出したものです。

 

なぜ、『経団連』か?

それは、寝る間も惜しんで大学受験を勝ち抜き、いわゆる一流と呼ばれる大学を卒業し

た若者であっても、就職してみると、全く、使い物にならん!! ってことなんです。

 

ここが、根っこなんです!!

 

ですから、今回の入試大改革の目的をザックリ言えば、

『社会に出て、即、活躍できる人材を育成する』ってことなんです。

 

 

近年、推薦入試、AO入試が、募集枠をドンドン拡大してる理由も、ここにあります。

 

ぶっちゃけ、大学入試で高得点をとった学生が、

社会で活躍できる人材になってる?????????

 

いや、いや・・・・・以外にも、使いモノにならないじゃん~・・・・

 

むしろ、明確な目的意識をもって入学する推薦組、AO組の方が活躍してるじゃん!!

 

従来、懸念されていた推薦・AO組と一般入試組の入学後の学力差についても、

各大学で検証を終えました。

あらら・・・・思ってた以上に差異はないぞ~という結果になってるんです。

 

それで、推薦入試、AO入試がここ数年、脚光を浴びるようになった!!

この背景にも、『経団連』があります!!

 

別に『経団連』が圧力をかけてるとか、そういう”変な”意味ではありません。

しかるべき、ルートで『文科省さん、宜しくお願いしますよ』って感じです。

 

 

今回の大改革の中で、実際に求められているものは、何か?

今回の大改革の本質は、どこにあるか?

 

配点がどうだ?

記述式がどうだ?

 

このような一元的な見方をするのではなく、

トータルで受け止めて、そこから、どうやっていくのか?

 

これをまず、生徒、保護者の方々に、『事実』をしっかりとお伝えしたいと思い、

本日の通信は、このような内容となりました。

 

明日の通信で、それでは、具体的に数学は?

という部分について書かせていただきたいと思います。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。