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2019
8/28

実力養成会通信 第1241号 ”英語外部検定利用入試について考える②” の巻

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あげれば、キリがありません・・・みな、企業内英語公用化してます。

英語を話せなければ、「さようなら」・・・・・です!!

 

さて、これまでの、大学入学共通テストのプレテストの英語で・・・・・

『ライティング』では、

2点のイラストを見せて、「インターネットを通して友達を増やすことに対してどう思

か、自分の意見とその理由を20分で書きなさい」

 

『スピーキング』では、

「”日本の学生はもっと海外を旅行すべき”という意見に対して賛成か、反対か1分間考

て、2分で話せ」

というまさに、特徴的な出題がありました。

 

さらには・・・・・

リーディングとリスニングの配点が、100点、100点(まだ未確定の部分もありますが)

 

このように、テストの方向性が、がらりと変わります!!

 

そして・・・・国立、私立問わず、「英語外部検定利用入試」の積極的導入!!

 

これまでの、日本の英語教育は、皆さんご存知のように、

発音、文法など言語学的な学習に重きを置いた『正しい英語の習得』に力が注がれてき

ました・・・・学校の先生たち、予備校や塾の先生たちは、それぞれの立場で全力で指導

されてきました・・・・・それはそれで、良かったんです!!

 

ところが、何とも悩ましいことに・・・・学校の英語の成績が優秀でも、センターで英

語でいくら高得点をとっても、各大学の難しい英語の2次試験で高得点を達成しても、い

つまでたっても、『英語を話せないまま・・・・』・・・・・・社会に出ても、英語をコ

ミュニケーションのツールとして全然使えてないじゃん!!

 

要は、根っこは、ここなんです!!

 

もはや・・・・・英語は、世界標準語といっていいでしょう。

日本の国際企業では、国際競争力を高めるために、ドンドン、企業内の英語公用化を進

めてます。・・・・・冒頭に書かせてもらった通りです!!

 

企業、社会のニーズは、

単に英語を話せるとか世界の出来事が分かってるとかではなく、異なる発想や価値観に

対峙したとき、しなやかに柔軟に対応できる力です(経団連会長の言葉)

 

つまり、”情報を理解するための英語”から、英語で論理的に考え、相手を納得させること

の出来る”発信の英語”が求められてるんです!!

 

グローバル化が進み、「英語は使いこなせて当たり前」の時代に突入してるんです!!

 

講師である我々も、考え方を改めなくてはならないのです!!

 

英語は、社会で必要とされる基礎学力の一つです!!

 

私が、TOEICに向けて、勉強してるのも、こういった理由もあります!!

 

単語の暗記、これは基本ですが、暗記がゴールではなく、

その単語を使って、会議で意見を述たり、ビジネスの交渉が出来るようにならなければ

ならい!!・・・・・・・こういうことです!!

 

まとめます!!

今回の入試大改革は、経済界からのメチャクチャ強い要請で動き出したものです。

それは・・・・・

アクティブに学び、読み・書きに優れ、発案だとか分析だとか研究の能力に優れている

ならば、企業が放っておかないよ!! という時代が来てるって事です!!

ただし、最低限、英語は普通に話せるコト!! ・・・・・こういう事です。

 

 

今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。