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2021
2/12

実力養成会通信 第1765号 ”過去問に対して『リスペクトの気持ち』を持って向き合う!!” の巻

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以前、どこかのサイトで

所詮、東大・京大の問題だって、基礎基本の組み合わせ』

というコメントを目にしたことがあります。

 

きっと、その方は、驚くほど頭がいい方なんでしょうね(笑)

 

【東大の問題】

 

【京大の問題】

 

私は、40年近く、この仕事をさせてもらってます。

一度も、そのように思ったことはありません。

口が裂けても、その様な事は言えません(笑)

 

2年前、実力養成会から京大農学部現役合格者を輩出させてもらいました。

 

数学を担当させてもらってた私は、京大の過去問25年分解きましたが、

特に、京大の問題は、いわゆる”学者さん”の作る玄人好みの渋い問題・・・・

基礎基本の組み合わせなんて、一度も思ったことはありません。

 

京大の問題は、図形的な直観力、判断力が要求されます。

論証では、筋道の厳密さが高いレベルで要求されます。

問1、問2という”誘導形式”的な設問ではなく、

唐突に、大問1題で、『~~を示せ』『~~を求めよ』という設問なので、

攻略の糸口が゛全くつかめない問題も数多くありました。

 

ですから、どこが、基礎・基本の組み合わせなのか、教えていただいて、

勉強したいです!!

 

 

私は、これまでに、大手予備校、大手学習塾で、模試だとか、各種テストを作成する仕事

も長年させてもらってきました。

 

問題作成側の、苦労もそれなりに一通り経験させてもらってきました。

 

ですから・・・・東大、京大の過去問に対して、

”所詮” という、ある意味、”下に見る” ようなニュアンスの言葉も用いませんとい

うか、そういう発想は全くありません。

 

どんな大学の過去問でも、担当の先生(教授もしくは准教)がねりにねりあげて作成さた

問題です。

 

ですから、リスペクトの気持ち”を持って、

真正面から向き合ってますし、生徒にも、そのように指導してます。

 

過去問に対して、リスペクトの気持ちをもって向き合う!!

 

とても大切なことだと思ってます。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。