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2022
6/13

☆実力養成会通信 第2228号 ”定期考査について考える!!” の巻

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公立トップ高、

公立準トップ高、

中高一貫高、

私立高、トップコース、

 

それぞれの高校、それぞれのコースの定期考査を細かく見ていくと、

色々なことが見えてくるし、色々なことを感じ取ることができる。

 

特に高1生は、今回が初めての定期考査だったわけで、

中学校時代のそれとは、比べ物にならないくらいハードでしんどいものだと

痛感したことだろう・・・・・

 

 

言うまでもなく、

定期考査は、各学校間、各コース間で

レベル、難易度、設問形式は、明確に異なる。

 

 

特に、私は、今回の”高1の定期考査”では

全く新しい教科の一つである【歴史総合】がどのような形の出題になるのか?

ここに注目してた・・・・

 

従来と変わらない”日本史”+”世界史”の普通の出題だったとこもあれば・・・・

この画像のように教科の趣旨にのっとった、

しかも共通テストを想定した”オリジナル問題”もあった!!

 

また、数学に関して言えば、

やはり・・・・トップ高と準トップ高との”違い”は歴然としている。

いわゆる“学校格差”といわれるもので、それがテスト問題に如実に見て取れる。

 

トップ高では、

高1の第1回の定期考査から、大学入試の問題をモリモリ出題する高校もある。

 

一方、準トップ高では、

教科書傍用問題集と全く同じ問題を出題する高校もある。

答えの丸暗記だけで9割をとれてしまう・・・・

 

これは、

定期考査に限った話ではなく、週末課題にもいえることだ。

 

普段の授業レベル、課題レベルについても同じ事。

 

 

こういったレベル差は、日を追うごとにドンドン開いていく・・・・

 

そして、大学入試・・・・・

 

 

準トップ高から現役北大合格は、今となれば、

“至難の業” と言われる理由がここにある。

 

現に、札幌の準トップ高とされるある高校は、

今年の北大現役合格ゼロ。

 

 

定期考査をマジマジとみると、

そこには、なんとも悩ましい現実が見て取れる・・・・・

誰が悪いということではない・・・

 

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。