そもそも・・・・人間と図形との結びつきは、古代エジプト文明の頃にさかのぼる。
土地測量のうえで必要に迫られてのことだった。
図形を作る点と線の中に、数学的秩序があることを発見したのは古代ギリシアの人々。
ユークリッド幾何学だ。
幾何学的図形に潜む美しい性質を厳密に立証していくことで
『発想力』
と
『論証力』
を養成する!!
これが『平面図形』を学ぶ意義だ。
しかし・・・・・現実は、学校や塾で
“表面的な解答の書き方”だけが反復して指導されてるだけ。
こういった風潮の中で、勉強に対してかなり前向きな生徒ですら、
“頻出問題の解法パターン暗記”に精を出すようになってしまってる・・・・
そういつた中学時代の学習姿勢で、
こびりついた(つけられた)”あか”をすべて、落とさなければならい。
高1生に『図形の性質』指導させてもらって、つくづく痛感することだ!!
東西南北、旭丘というトップ高の生徒であっても、
“図形を学ぶ意義”を理解していない!!
表面的な体裁を整えた解答の作成に終始している・・・
決して・・・生徒を責めてるわけではない・・・・
これ以上書くと、単なる”愚痴”になるので書かないが、
以前、ある高校現場の先生たちも同様のことをおっしゃってた!!
そもそも・・・何のために、図形を学ぶのか?
指導要領にあるように、
議論の展開を筋道立てて、すすめられるようになること!!
これが、数学のいかなる領域でも発揮しうる “数学の底力” となる。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。