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2022
11/16

実力養成会通信 第2215号 ”何のために図形を勉強するのか?” の巻

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そもそも・・・・人間と図形との結びつきは、古代エジプト文明の頃にさかのぼる。

土地測量のうえで必要に迫られてのことだった。

 

図形を作る点と線の中に、数学的秩序があることを発見したのは古代ギリシアの人々。

ユークリッド幾何学だ。

 

幾何学的図形に潜む美しい性質を厳密に立証していくことで

『発想力』

『論証力』

を養成する!!

 

これが『平面図形』を学ぶ意義だ。

 

しかし・・・・・現実は、学校や塾で

“表面的な解答の書き方”だけが反復して指導されてるだけ。

こういった風潮の中で、勉強に対してかなり前向きな生徒ですら、

“頻出問題の解法パターン暗記”に精を出すようになってしまってる・・・・

 

そういつた中学時代の学習姿勢で、

こびりついた(つけられた)”あか”をすべて、落とさなければならい。

高1生に『図形の性質』指導させてもらって、つくづく痛感することだ!!

東西南北、旭丘というトップ高の生徒であっても、

“図形を学ぶ意義”を理解していない!!

表面的な体裁を整えた解答の作成に終始している・・・

 

決して・・・生徒を責めてるわけではない・・・・

 

これ以上書くと、単なる”愚痴”になるので書かないが、

以前、ある高校現場の先生たちも同様のことをおっしゃってた!!

 

そもそも・・・何のために、図形を学ぶのか?

指導要領にあるように、

議論の展開を筋道立てて、すすめられるようになること!!

 

これが、数学のいかなる領域でも発揮しうる “数学の底力” となる。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。