私も、この仕事を36年、やらせていただいております。
その間、数えきれないほどの生徒、父兄の方々と接してきました。
たがらこそ、一般の方が触れることのない、色々な気付き、発見等々・・・
様々な勉強をさせてもらうことができます。
本当に貴重な経験をさせてもらってます。
そして、また、中学生と高校生の2児の父親として、
最近、特に思うことがあります・・・・・・・
向上心、挨拶を始めとする他人への配慮、教養、そして正しい生活習慣といった幼少期
のしつけは、長い人生を通じて子供に影響を与えるのは言うまでもありません。
例えば・・・・
玄関先では、靴を揃える。
ヒトの家にお邪魔する時は『失礼します』、
人に何かしてもらったら丁寧に、『ありがとう』とお礼を言う。
などなど当然の習慣が身に付いていない人って意外と多いことに気付かされます。
当たり前のしつけをしっかりするだけで子供の将来に大きな差がつきます。
特に他人への接し方や礼儀作法は決定的です。
これらの、基本的な礼儀、作法、マナー等は、大学や医学部に行かなくても身につけられ
ます。
これらは、長い人生というスパンで考えた時、単なるアタマの良さや学歴よりも人生の
成否に大きな影響を与えます。
子供はしつけができていてこそ、他人の大人にも可愛がられるものです。
我が子が社会で愛される人格を持てるようになるためにも、勉強以外の礼儀、社会の常
識、教養を身につけさせていきたいものです。
常日頃の親の言動、立ち振る舞いが子供の人格形成に大きなというか決定的な影響を及ぼ
します。
子供は、意識、無意識は関係なく、親のマネをします・・・・・・・
特に、子供の向上心、勉強に対する姿勢は如実に現れます。
それと『過保護』は、
失敗を通じて、”学ぶ機会”を子供から奪うことです。
このような”学び”を知らない子供が、他力本願の道を歩いていきます。
子供が可愛いばかりに、よかれと思ってしてきたことことが、こんな皮肉な結果を生んで
しまうのです。
筆者『ムーギー・キム』氏もこの本の中で、全く同様のことを訴えています・・・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。