私たちは、子供のころに学校で先生からほめられて嬉しかったという経験があったと思い
ます。
ほめられることは、気分の良いことです。
テストで良い成績をとったとき・・・・
スポーツ大会で入賞したとき・・・・・
今思い起こせば、何とも言えない、満足感を感じたことって、誰にでもあるのではないで
しょうか?
このように、他者からほめられることや、自分自身で達成感を体験することによって、私
たちは、もっとがんばろうと思ったはずです。
「ほめること」は、指導というフィールドでは、とても重要なものとなります。
しかし、実社会では、
「ほめても、生徒は言うことをきかないっ」
「ほめると、かえって、つけあがる」
「ほめると、逆に、もっとわがままなことを主張する」
という風潮もあります。
これは、「ほめること」への誤解です。
「ほめること」と「おだてること」は、全く、違います。
逆に、「ほめる」ということは、
相手に対する観察力が鋭くなければ、
的確に、「ほめる」ことはできません。・・・・・・