私は、普段の指導で、数学、物理、日本史を担当させてもらってます。
例え、教科が異なっても、一貫して、ブレないのは、『理屈』『成り立ち』『本質』を
大前提にした指導です。
長年、大学受験指導をさせてもらってると・・・・必然的にこれ以外の教科に関する知識
も増え”そこそこ”のレベル(センター7割程度) であれば指導できるようになります。
なぜならば、センターの地歴公民の一問一答暗記を指示し、その口頭チェックを毎回毎回
キッチリと実行しているから・・・・・チリも積もれば山となってるんです!!
だから、チリも積もれば・・・・からの、『地理』の話です(笑)
例えば・・・・・
センターで地理Bを選択する生徒、誰もがまず最初に覚えるべき『数字』
それは・・・・・『地球一周の距離・・・・40,000km』
ところで・・・・この40,000という数字・・・・いやにキレイだと思いませんか?
『理屈』は、こうなんです!!
北極点から、赤道までの距離を『10,000km』 にしょうぜ!!・・・って決めたんです。
もちろん、地球は球体・・・・10,000×4 で 1周は40,000km !!
それで・・・・この10,000km をベースにして、
1km という単位が生まれ、1m , 1cm・・・・・と決まっていったんです・・・・・
我々が、普段、当たり前のように使っている長さの単位・・・・それは、地球から生まれ
たもんなんです!!・・・・・・
数学に、定義、本質が存在するように、地理にも、根拠、背景が存在するって話でした!!
そこにヒマラヤ山脈があること・・・・明確な理由があります!!
そこにニューヨークという町が出来たこと・・・これにも理由があります。
なぜ、中国の四川料理が辛いか・・・・・・・・これにも明確な理由があります。
なぜ、ピッツバーグが鉄鋼業で、ヒューストンが石油化学、シカゴが食品工業か
・・・・これにも明確な理由があります。
さらに、言えば・・・・
なぜ、ウズベキスタンの横がタジキスタンか?・・・・地名のつながりという点におい
て、そこに明確な理由が存在します。
意味を知る・・・・・これは地理に限ったことではありません・・・・・
全ての教科に通じる話です!!
全ての『事象』には、『根拠・原因』があります。
その『根拠』に行きつくまでの『過程』『途中式』『道筋』をしっかり考える。
とても大切なことです・・・・・・
『物理』という科目は、その最たる例ですね。
今年のセンターの地理B・・・・・ガチで解いて、78点だったことを受けて、
調子こいて、地理も教える気になっている、今野でした・・・・・
『チリも積もれば山となる!!』改めての
『チリも積もれば、地理だって教えられるぞ~!!』の今野でした。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。