厚労省の『国民生活基礎調査』によると日本の相対貧困率は15.6%。
世界でも有数の経済大国、日本においては、意外とも思えるこの事実。
まさに、『格差社会』の象徴とも言えるのかもしれません。
『子供の貧困が日本を滅ぼす』この本を読んで、様々な事を考えさせられました。
『格差社会』・・・・・・
私の個人的な意見ですが、『格差』が生じるのは、”世の常” だと思ってます。
能力のある人が評価され、能力で劣る人はそれなりの評価しかされない。
これは、仕方のないことですし、少なくとも間違っていないこと。
しかし、教育には、ある程度の平等が絶対に必要だと思ってます。
裕福な家庭の子だけを有利にして、そうでない子を不利にするって言うのは、
“社会” というか私も含めた”大人”側の怠慢そのものではないでしょうか。
なぜならば、どんな”家”に生まれてくるかは、子供の責任ではありません。
いい年をした大人が仕事もしないで、奥さんの給料だけで遊んでる・・・・
そんなのその人の勝手で自己責任ってやつでしょう。
しかし・・・・
家庭の経済的理由で学習機会が与えられないのは、子供にとって自己責任ではありませ
ん。・・・・・『運命』だとか『そういう星の元に生まれたんだから』なんてテキトー
なことを言って放置すべきことでは決してありません!!
格差が生じるのが、”世の常” だとするなら、
せめて、子供たちのスタートラインこそ、できるだけ公平にしておくべきと考えてます。
そのあとは・・・・子供たちの自由競争、自己責任の原則でいいと思うんです。
2、3年前のブログに一度、書かせてもらったことがあるのですが、
実は、かなり前から、
貧困世帯の子供たちに無償で勉強を教えたい・・・・
このような思いを抱き続けてます。
この思いは、今でも変わりません。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。