まえがきより・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、普通の人が相談にのってほしいのは、何も化粧品の相談ばかりではない。
進路選択の相談にのる進路相談をはじめとする様々な相談事業がある。
例えば、法律相談、栄養相談、教育相談、健康相談、結婚相談、人生相談、電話相談等
これら多様な相談活動に一貫した原理・手法・技法・哲学・倫理がある。
それを研究、開発するのが『カウンセリング心理学』である。
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筆者は、カウンセリング学会の理事長をされてます。
元々、教師を志し、教育学部に入学。
教育実習で挫折感を味わい、そして教育学への失望が転機となって、
心理学の道に進みます。
アメリカ留学から帰り、カウンセリング心理学の先駆者として、ご活躍され、
今では、押しも押されぬ、カウンセリング心理学の大御所の大先生です。
私自身も、職業柄、進路相談、学習相談をよくさせてもらってます。
まぁ・・・10年、20年も、この業界に身を置いていれば、多少の個人差はありますが
“相手”が望むというか、それ以上のものは、提供できるようになるでしょう。
世の中の塾の先生、予備校の先生たちは、
このような本を読まなくても『経験値』で、しっかりと対応されてると思います。
スキルアップのために・・・・・というよりも、《心理学》というフレーズに惹かれ、
読みたくなったわけです!!
まず、読んでみて、感じたことは、
カウンセリング心理学は、いつでも、どこでも、誰にでも役に立つもの!!
これが率直な感想です!!
職場
教育の場
家庭の場
社会生活の場
いかなる”場”であっても、
その”理論”、”技法” は、生かされます!!
いい意味で、裏切られた!!
気持ちよく裏切られた!!
そんな一冊でした。
カウンセリング心理学・・・國分先生の本を、さらに読んで、勉強したいと思いました。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。