生徒が、模試・定期試験で悪い点数を取ってきました・・・
こういう時、私は、無意識のうちに、コーチングにおける「問題解決のフローチャート」
にのっとって行動しています。
この私の生徒対応のノウハウは、各ご家庭におけるお父様・お母様とお子様の接し方にも
生かせます。是非参考にしてください!! 今野の”手の内”を明かします!!
場面設定は、・・・お子さんが定期試験で平均点以下の点数となった・・・としましょう
お子さんが、へこんで、帰ってきました・・・・
お母さん(お父さん)である皆さんはどう対応しますか?
まぁ、ケースバイケースでいろいろあるでしょう・・・・
そのご家庭の子育ての方針、教育方針も様々です。私は、そこまで首はつっこめません。
では、コーチングにおける模範解答を示します。今野がいつもやっている対応です。
【子供】かぁさん、平均点いかなかった・・まじ、むかつくし・(ひどく落ち込んでる)
【親】そっか・・・残念だったね (子供の気持ちに理解を示しましょう)
本当は、どうなりたい? (当面の目標を口に出させる)
【子供】平均点より15点以上は行きたい。次は、絶対に〇〇なんかにまけたくねぇし
【親】そっか・・・じゃ、そのために何をしよっか? (今後の行為への提案)
【子供】毎日少しずつ勉強する
【親】何を? どうやればいいだろう?、お母さんと一緒に考えよっか? (具体的な行動を考えさせる、本人にそれを言わせる)
【子供】”チャレンジ”を毎日、2回ずつやる!!
【親】じゃ、がんばろう。お母さんは〇〇のこと信じてるよ。
まぁっ、ざっと、こんな感じでしょうか。こんなにも、上手くいかないとは思いますが、
ざっくり言えばこんな感じでしょう・・・
【留意する点】
①子供が、へこんでる時「なんでこんな点数なの?」とか「なんでちゃんと勉強しなかったの?」はNGです。(私も親としての)気持ちはわかりますが、ここは、グッとこらえましょう。「耐えること」・・・・・大事です。
②子供がへこんで、気持ち的には「マイナスオーラ」出しまくりですね。そんな時こそ、その感情を「プラス」へ持っていく、お手伝いをしてあげてください。
そんなことで、何へこんでるの!! なんてのもNGです。一見、気にするな!!的な励ましのようには思われますが、子供にとっては、「ポジティブ感」の押しつけに感じます・・
いきなり、「気にするな」「ポジティブ」って言われても、子供は、次からは、逆にお母さんに弱みを見せなくなります・・・・子供の「へこんでる気持ち」に理解を示すことが大切です。
③絶対に人やモノのせいにせず、解決策を自分で考えていくよう、問いかけてください!!そうすることで、子供は自らの力で、道を切り開いていきます!! ここで子供に同調して、親が一緒になって人やモノのせいにすると、子供は、すぐ言い訳をするようになっていくものです。子は親の鏡とはよく言ったもんです・・・・
④お母さんのお子さんを信じる姿勢は、子供は肌で感じます。この「信じてるからねオーラ」がお子さんの勉強のエネルギーになります。
百の”勉強しなさいっ!!”より、たった1回の「信じてるからね」 by 今野佳之
⑤たいがいのケースは、何をしなきゃならないのか?は、子供が一番よく知ってます。それをお母さんが引き出してあげる。そして、背中を押してあげる・・・・こんな感じです。