まぁ・・・普通の社会人の方なら、
“できるヒト” と ”できないヒト” ・・・それなりに見抜くでしょう。
それぞれのこれまでの人生経験通して、一つの”判断基準”というのは、
お持ちになってるかと思います。
筆者はいわゆる長年、採用面接に携われてきた、面接のプロ、、、伝説の人事部長と言わ
れてきた方、『ガイアの夜明け』などテレビ出演も多数。
プロ目線の”できるヒト” ”できないヒト” を見抜く『面接術』が詳細に渡り紹介されてます。
さて・・・・本書は、あくまでも企業の採用面接です。
この採用面接を推薦・AO入試面接に置き換え、
企業の面接官を大学入試の面接官に置き換えてみると、
バッチリと通じるものがあります!!
筆者は、これまで面接を行ってきた人数は一万人以上。
実績と経験に裏打ちされたそのノウハウは、やはり説得力をひしひしと感じます。
会社(大学)は、人(学生)が命と言ってもいいでしょう。
面接官の好みや感性だけで採用を行っていれば『出来るヒト(学生)』を採用するのは難し
く、間違いなく会社(大学)は衰退していく・・・
『出来るヒト(学生)』を採用することが、会社(大学)の運命を担う。
そのためには、面接官が確固たる信念をもって取り組んでいく必要がある。
面接官に会社(大学)の将来がゆだねられている。
中でも、興味深かったのは、
《出来るヒトを見抜くポイント》と《出来るヒトを見抜く質問》です!!
これは、今後の面接指導にすぐ生かせます!!
さらに・・・
◆『できるヒト』を見極めるためには、”聞き手”になって、
応募者の本質を見抜く・・・・
まず、第一に『あいまいな表現ではなく、具体的に語れているか?』
◆やる気と自信は『語尾』に現れる。
これらは、どんな職種であれ、どんな場面でも『キモ』にあたる部分でしょう・・・
また・・・生徒の面接指導においても、すぐに応用できることも数多くありました。
とても勉強になった一冊です。
本日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。