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2018
7/29

◆実力養成会通信 第845号 ”中高一貫校の悩ましいところ” の巻

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札幌市内、近郊、道内には、数多くの中高一貫校がある。

 

中高一貫校に通う生徒、父兄の大半は、大学受験に圧倒的に有利・・・・

このような思いで通っていると思う。

事実、一貫校は、着実に大学合格実績を上げている!!

 

しかし、中には、そうでもないケースもある。

高校受験がない分、生徒、親がわずらわしい思いをしなくてもすむ・・・・

一貫校に入れておけば、6年間、学校がなんとか鍛えてくれて、

どこかの大学には行けるようになるだろう・・・・

このような安易な思いで一貫校に通よわせてる保護者がいるのも事実である。

 

6年間、バシバシ鍛えてもらい、それなりのレベルの大学を目指したい!!

という高い志の生徒と、

高校受験がない分ラク・・・という安易な発想の生徒が混在するクラス。

 

 

当然、学力的にドロップアウトしていく生徒も多い。

クラス内の学力差は歴然・・・・・

授業者は、成績下位層の生徒たちのことも踏まえ、

授業レベルはドンドン下がっていく・・・・

志の高く、成績優秀な生徒たちにとっては、とても残念な状況になっている。

 

授業についていけないため、一貫校に通っているにも関わらず、高校受験をして

レベルの低い高校へ入学するケースもある。

 

 

全ての中高一貫校のこうだ!!・・・・ということではない!!

 

道内の数ある中高一貫校の中には、

このような、悩ましい状況になっているところもあるのも事実だ。

特に地方の一貫校ほどこの傾向が強いように思う。

 

 

もちろん、6か年の中高一貫校の魅力は、勉強以外にも様々なものがある。

しかし、勉強という点においては、

このような『安易な発想』は、絶対にしてはならないと思う。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。