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2020
10/10

実力養成会通信 第1645号 ”9月ベネッセ・駿台共通テスト模試速報” の巻

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9月ベネッセ・駿台共通テスト模試の成績データー等については、

既にネットで確認できます。

 

実力養成会では、このネットのデーターをもとに、

ガッチリと面談を実施しています!!

 

 

今回は、この”データーの見方”について、

具体的事例で確認したいと思います。

 

 

Aさん(某トップ高3年、志望は某旧帝理系で北大は第2志望)

 

 

Bさん(某トップ高3年、北大理系が第1志望)

 

 

 

Aさん・・・・偏差値61.2

第二志望校北大総合理系 【C判定】

志望学部内順位 54位/316人

 

 

Bさん・・・・偏差値58.8

第一志望北大総合理系 【D判定】

志望学部内順位 101位/316人

 

 

先日の実力養成会通信で、

『実は、D判定でも、上位35%に入ってる!!  決して凹むことはない』

こうのように書かせてもらいました。

 

上のBさんの実例でおわかりいただけましたね?

 

 

 

さて、9月ベネッセ・駿台共通テスト模試では、

北大の合格判定基準は、以下の通りです。

 

A 偏差値66

B 偏差値62

C 偏差値59

D 偏差値56

E 偏差値54未満

 

 

さて・・・・・

上のAさんですが・・・・

一応、北大は第2志望なんですが、

志望学部内順位が316人中54位でもC判定なんです。

 

さらには・・・・

このAさん・・・・

第四志望に千葉大工学部/物質科学科 と書きました。

学部内順位 63位/1477人

学科内順位 2位/35人

これで・・・・【B判定】なんです。

 

順位ではなく、あくまでも『偏差値』で、判定してるんです。

 

しかも・・・・この9月ベネッセ・駿台共通テスト模試の受験者総数は、

国内全受験生の約15%くらい・・・・・・・

 

だから・・・・限られた人数の中の、限定的な順位でしかありません。

 

本番では、もっともっと多くの受験生が集結するわけです・・・・

ですから・・・・地に足をつけ、しっかりとこの現実を受けとめる事が必要です。

 

母体数、母体全体のレベル(どんな学力層の生徒が受験してたか?)により、

この偏差値は、その模試、その模試で大きく影響を受け、流動的な数値となります。

この偏差値は、その模試における、限定的な数値である!!

このように認識してくださいね。

 

 

例えば・・・・・

同一人物でも

全統マーク模試で、偏差値68

河合全統医進模試で、偏差値49

 

どんな学力層の受験生が受験したかによって、

偏差値が20近くも異なります!!

 

こういうケースは、毎年、よく目にする光景です。

 

各大手予備校の発表する”偏差値”が異なるのは、こう言う理由によります。

 

 

 

そういった意味では・・・・・

河合の全統模試が、極めて、本番に近い数値が算出されます。

例年、全統プレは、全受験生の85%が受験してます!!

 

 

ですから・・・・・

もちろん、判定がどうか?  偏差値はどうか?

志望学部内順位はどうか?・・・・・・気になるところでしょう・・・・

 

しかし、そういった数値より、

この模試を通して、何が見えてきたか?

自分に足りないところはどこか?

それを埋め合わせるために、具体的に何をするのか?

 

最終的に、合格するためには、何点必要なのか?

 

そのために、何を、どのように、どういうスパンでやらなきゃならないのか?

 

ここですからね!!

 

『背水の陣で頑張ります!!』

 

『死ぬ気で頑張ります!!』

 

精神論だけで、合格は出来ません(笑)

 

とにかく・・・・具体的に!!

 

あるトップ高に通う、高3生に対しては、共通テストの国語の点数をさらに上げて、

得点を安定化するために、具体的に、どのようなことをすればいいのか?

これを学校の国語先生(とても力のあるすばらしい先生)から直接、アドバイス

いただきなさい・・・と、面談の中で指示しました・・・・

 

今となれば・・・・抽象的な話は意味ありません!!

 

とにかく具体的に!!

 

 

 

分かっていただけましたね?

 

まとめます・・・・

こういった模試データーから君たちが何を読み取るか?

 

①自分の実力(合格レベルとの差)を数字で客観的に知る。

②弱点分野、苦手分野を洗い出し、補強する。

③解答手順、時間配分のコツをつかみ、時間感覚を養う。

 

特に、今年は、コロナによる長期休校等により、

例年以上に、これから本番まで、まだまだ点数を伸ばせる余地は、ありありです!!

 

 

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。