札幌南、高1生の指導例です。
南高に代表されるトップ高は、
普段の授業で取り上げる問題の質、
定期考査の問題のレベル、
週末課題のレベル・・・・・
どれも、大学入試問題を想定した内容になってます。
トップ高校、札幌北、札幌西、札幌東、札幌旭丘・・・・みなそうです。
ですから・・・・・トップ高の生徒達は、普段から、大学入試問題に触れているので、
それが、普通であり、日常茶飯事です。
ですから・・・・・・トップ高では
高1生であっても「北大の過去問だよ」と言って、演習させても、
ひるむことなく、問題と向き合い、ゴリゴリ解こうとします。
一方・・・・・
札幌月寒、手稲、新川、清田、藻岩に代表される中堅校。
中堅校とは言え、
週末課題の問題のレベルは、教科書レベル・・・・・・
定期考査も、教科書の章末問題ベッタリ・・・・・
教科書傍用問題集ベッタリ・・・・・・・
ですから、
本質、云々の前に、
ゴリ押しの解法暗記だけで8割取れてしまいます。
こういう環境で、3年間を過ごす・・・・・
当然・・・・・・大学入試問題とは、レベル的にかけ離れた勉強に
終始せざるを得ない・・・・・・・
なぜ・・・・こうなってしまうのか・・・・・
作成する側が、生徒の学力レベルに合わせざるを得ないという、
悩ましい実情が、そこにはあります。
学校側が生徒のレベルに迎合せざるを得ない・・・・・
そうしないと、平均点がとんでもなく低くなり、
評定をつけられないくらいに、点数差がつかない・・・・
このように何とも悩ましい実情があります。
担当されている現場の先生たちも、
色々なジレンマと向き合いつつ、
理想と現実の狭間で苦悩されていると察します。
普段の授業レベルの格差は、
進研模試の学校別平均点に如実に現れます。
高校入試の時のSSの差の、2倍~5倍の差になってます。
先日、ある中堅校の高3生向けの進路だよりを見させてもらいました。
やはり、トップ高と中堅高では、大学進学実績の差は、歴然としてます。
共通テストの平均点も掲載されてましたが、かなり低いです。
トップ高のそれと比較すると、まさに、大人と子供くらいの”違い”であり、
これが、現実だと痛感させられます。
ハッキリ言える事は・・・・
中堅高から、現役北大合格は遠のくばかり・・・・
北大現役合格は、至難の業・・・・・・
例えるなら・・・・・・・
プロのレベルを分かってない草野球の選手が、
自力でプロの入団テストを受けるようなモノ・・・・・
普段の授業水準のレベルの差・・・・・これが、3年間、積み重ねられていく・・・
生徒本人の力では、どうにもならないだけの格差になってしまうということです。
誰が悪いとか、
誰のせい、
こういうことではありません。
これが、学校間格差の現実です。
悲しいかな・・・
これが、トップ高と準トップ高の間に存在する絶対的な壁です。
この絶対的な壁を越えるためには・・・・・・
しっかりとした塾、
しっかりとした塾、
身を委ねるしかありません・・・・・・・。
自力では、どうにもならない壁があるという事に気付かなければなりません。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。