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2021
6/22

実力養成会通信 第1892号 ”トップ高と中堅高の間にある絶対的な壁” の巻

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札幌南、高1生の指導例です。

南高に代表されるトップ高は、

普段の授業で取り上げる問題の質、

定期考査の問題のレベル、

週末課題のレベル・・・・・

 

どれも、大学入試問題を想定した内容になってます。

 

トップ高校、札幌北、札幌西、札幌東、札幌旭丘・・・・みなそうです。

 

ですから・・・・・トップ高の生徒達は、普段から、大学入試問題に触れているので、

それが、普通であり、日常茶飯事です。

 

ですから・・・・・・トップ高では

高1生であっても「北大の過去問だよ」と言って、演習させても、

ひるむことなく、問題と向き合い、ゴリゴリ解こうとします。

 

 

一方・・・・・

札幌月寒、手稲、新川、清田、藻岩に代表される中堅校。

 

中堅校とは言え、

週末課題の問題のレベルは、教科書レベル・・・・・・

定期考査も、教科書の章末問題ベッタリ・・・・・

教科書傍用問題集ベッタリ・・・・・・・

 

ですから、

本質、云々の前に、

ゴリ押しの解法暗記だけで8割取れてしまいます。

 

 

こういう環境で、3年間を過ごす・・・・・

 

 

当然・・・・・・大学入試問題とは、レベル的にかけ離れた勉強に

終始せざるを得ない・・・・・・・

 

 

なぜ・・・・こうなってしまうのか・・・・・

 

 

作成する側が、生徒の学力レベルに合わせざるを得ないという、

悩ましい実情が、そこにはあります。

 

 

学校側が生徒のレベルに迎合せざるを得ない・・・・・

 

そうしないと、平均点がとんでもなく低くなり、

評定をつけられないくらいに、点数差がつかない・・・・

このように何とも悩ましい実情があります。

 

 

担当されている現場の先生たちも、

色々なジレンマと向き合いつつ、

理想と現実の狭間で苦悩されていると察します。

 

 

普段の授業レベルの格差は、

進研模試の学校別平均点に如実に現れます。

 

 

高校入試の時のSSの差の、2倍~5倍の差になってます。

 

 

先日、ある中堅校の高3生向けの進路だよりを見させてもらいました。

 

やはり、トップ高と中堅高では、大学進学実績の差は、歴然としてます。

共通テストの平均点も掲載されてましたが、かなり低いです。

 

トップ高のそれと比較すると、まさに、大人と子供くらいの”違い”であり、

これが、現実だと痛感させられます。

 

 

 

ハッキリ言える事は・・・・

 

中堅高から、現役北大合格は遠のくばかり・・・・

 

北大現役合格は、至難の業・・・・・・

 

 

例えるなら・・・・・・・

プロのレベルを分かってない草野球の選手が、

自力でプロの入団テストを受けるようなモノ・・・・・

 

 

普段の授業水準のレベルの差・・・・・これが、3年間、積み重ねられていく・・・

 

生徒本人の力では、どうにもならないだけの格差になってしまうということです。

 

 

誰が悪いとか、

誰のせい、

こういうことではありません。

 

 

 

これが、学校間格差の現実です。

 

 

 

悲しいかな・・・

これが、トップ高と準トップ高の間に存在する絶対的な壁です。

 

 

この絶対的な壁を越えるためには・・・・・・

しっかりとした塾、

しっかりとした塾、

身を委ねるしかありません・・・・・・・。

 

自力では、どうにもならない壁があるという事に気付かなければなりません。

 

 

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。