「君とは、議論する価値はないねっ!!」
ある予備校である講師が面と向かって生徒にこう言ってました。この講師がここまで言う
以上、この講師と生徒との間には、いろいろな経緯はあったのだと思いますが、それにし
ても・・(?)・・と思います。
さて、このように、教える側は、つい、できない生徒を叱ってしまいます。
叱らないまでも、ついイライラしたり、不機嫌になることはあります。
しかし、叱ったからと言って、急にできるようになるわけでもありません。
「こんなに一生懸命に教えてるのになぜ、わかってくれないの?」とか、
しまいには、「生徒の努力が足りないっ!!」と生徒のせいにしてしまいます。
このような時こそ
「この生徒に対してどう教えるといいのだろう?」という課題にチャレンジする時と考
えるべきです、というか、考えなければならないのです。
具体的には・・・・
「イメージがわきやすいように、何か、いい例えはないだろうか?」
「ここの表現をもっともっと、かみ砕いて、別の言い回しで表現できないだろうか?」
というようにです・・・・・
生徒の「出来ない」「分からない」は生徒の課題でもありますが、
我々講師の課題でもあります。