長女が通う札幌旭丘
長男が通う札幌西・・・・・・
いずれも2020年の大学入試制度改革に伴う、具体的な説明、指導方針等の話、
もしくは、通信文など今のところない。
あったのは進路懇談会での『入試が変わる』というザックリした話のみ。
北嶺高校においてもしかり、
札幌光星(ステラ)、札幌南においてもしかり・・・・・
2020年の大改革について、
これほど気合を入れて(笑)発信してるのは私ぐらいかもしれない。
多くの浪人生、高校生、中学生をお預かりしている者としては、
当たり前ですが、詳細にいたるまで、しっかりと把握すべきことです!!
高校の現場の先生たちも、同じです。
しかし、今のところ、各高校では、”明確なもの”を打ち出してません!!
なぜか?
どこの先生も
この大学入試制度改革の詳細は、まだ、よくわからない!!・・・・
これが現状なんだと思います。
そもそも、50万人を超える受験生のセンター試験に代わる試験の大改革。
アタマの良い官僚の方々、学識経験者の偉いセンセイたちの考えた
外枠というか、フレームは、とても”素晴らしい”に決まってる!!
しかし、私も含め、現場の先生たちの本音は、
とどのつまり、以下の5点なんだと思います!!
◆膨大な量の採点、しかも、正解の”ない”記述問題も含んでる採点・・・・・
人数的に、時間的に、本当に大丈夫なんだろうか?
◆英検、TOEFLなどの民間の資格・検定試験を活用するのはいいとして、英検
の”級”とTOEFLの”スコア”をどのようにランク付けして、具体的にどのように評価す
るの?
そもそも、性質、難易度の異なるものを同一レベルで公平に振り分けられるの?
◆センターに代わる学力評価テスト(仮称)と各大学が実施する2次試験の得点比率は、
結局、1:3・・・・とか、1:5 とか・・・・1:10くらいになるんだろうな・・・・
すなわち、各大学は、センターにとって代わるこのテストの点数は、あまり評価せず、
従来のままで2次重視の体質は、結局はかわらないでしょう?
◆結局は、全部、現場の我々にしわ寄せが来るってことでしょ(泣)
◆なんだかんだ言って、結局は《ゆとり教育》の時と同じ失敗になるんだろうな~
しかし、いずれにせよ
『教育』とは何か?
『教える』とは何か?
『我々予備校講師の役割』は何か?
新たな時代を迎えてることは、まぎれもない事実です。
今は、私は、
現高1生は、英検、TOEFLをガンガン勉強して、積極的に取りに行くべきか?
について、勉強してます!!
憶測や、ネット上の断片的な情報の寄せ集めではなく、しっかりと真面目に勉強してま
す。まとまり次第、報告させていただきます。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。