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2016
2/5

実力養成会通信 第239号 ”東大理系2004年の第3問から学ぶ” の巻

ニュース

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、

総合進学塾宇都宮スタディーフィールドのみなさん、八雲のG君、Jちゃん、

こんにちは。

国公立前期試験まで、

あと、20日 です。

 

今日のテーマは、

札医、旭医出願者、必見!!

 

東大理系2004年第3問から学ぶ

 

実力養成会特製【札医・旭医対策 直前演習プリント】

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まぁ、東大の問題なので、それなりに有名問題です。

ズバリ、”コテコテ”の

アステロイド!!

札医、旭医ともに、

面積、体積、積分漸化式、曲線の長さ・・・・いろいろな『絡み方』が想定されますよ!!

皆さん、対策は、十分ですね?

『アステロイド』・・・・・そのパラメタ表示を暗記してるだけの生徒は解けません。

先生がいつも言う《成り立ち》《本質》が分かっている生徒はサクサク進めます。

 

 

以下に『今野先生の授業ノート』で解説を入れていきます。

★小さくて見えない時は、画像をクリックしたら『拡大』されます

 

 

何はともあれ、点Pの位置を中心角θ で表現します!!

実は、この問題の本質は、ここにあるんです!!

 

弧AT = 弧PT・・・・からの、中心角の関係性・・・・からの、QPベクトルまでの角!!

定番ですね。半径比1:4 Ver.   半径比1:3Ver. でやった時と全く同じです。

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このようにさくさく進み、まず、点Pをパラメタ表示できましたっ!!

あとは、丁寧に、丁寧に、置換を施しながらの積分計です!!

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これで出来上がり!!

 

【この問題を通して、我々が学ぶべき点】

①模範解答をなぞっただけの『手作業のみの演習』では、いくらやっても、札医、旭医の2次では、ボーダー越えは無理!!

②正解に至るまでの、発想、式処理は、普段の演習の時から「根拠は?」「なぜ?」と自問自答する姿勢がなければだめ。すなわち、『正解』よりも『本質を追及する探究心』が大切である!!

③『本質を追及する探究心』に裏打ちされた”正当な知識”と”粘り強い思考力”が札医、旭医には、絶対に必要である!!

 

 

特に、今の高2生、高1生で、東大、札医、旭医を目指している生徒、そしてその親御さんには、特に読んでいただきたいです。

いたずらに、難問ばかりやっても、自己満足に終わるだけです。 

 

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。