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2021
3/20

実力養成会通信 第1803号 ”なぜ、北大の道内占有率が過去最低になったのか?”の巻

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なぜ、北大の道内生占有率が過去最低となったのか?

 

私は、“憶測”だとか“思い込み”でブログは書かない。

数字を客観的に分析・判断して、ブログにアップする。

 

サンデー毎日3月28号に、その理由の一端が見えた!!

今年の北大“前期”合格者トップ10だ←サンデー毎日3/28号より

☆札幌北 95名

☆札幌南 79名

☆札幌西 58名

☆札幌東 57名

☆旭川東 36名

☆札幌旭丘 29名

・・・・・・・・・・・・・・・

室蘭栄 27名

札幌第一 26名

帯広柏葉 24名

札幌光星 18名

 

1位の札幌北から6位の札幌旭丘まで、ここ5年、順位は不動だ。

札幌のトップ高校は、紛れもなく、東西南北、旭丘ということだ。

 

しかも、これら6高の合計数も、この5年間、350名~370名と大きな変化は見られない!!

 

すなわち・・・・ここ5年は、トップ6は、北大“前期”合格者数は、安定してる。

 

 

なにが、違うのか?

 

これをよ~く、見て欲しい!!

黄色のマーカーは道内の高校だ。

あくまでも、前期合格者数だ。

札幌を含め、道内の中堅高の合格者の激減!!

 

しかも、道内中堅高の北大前期合格者の8割が浪人だ。

 

札幌手稲9名

北広島9名

札幌啓成6名

滝川5名

函館ラ・サール3名 ← 明確な理由はありますが、コメントは避けます。

札幌新川3名

札幌開成中教3名 ← えっ?・・・こう思ってる方は多いだろう。

10年前までは、コンスタントに30名前後で、いつも、札幌旭丘と競い合ってい

た・・・・こうなってしまったのには、明確な理由はありますが、コメントは避けます。

 

合格者2名・・・なんと札幌大通のみ!!

例年であれば・・・15校近く、高校名がつらなります!!

 

 

合格者1名・・・は次の23校のみ・・・

しかも、ほとんどが浪人生・・・・

札幌の予備校に通っての合格だ!!

 

道新朝刊の各予備校が掲載してる写真入りの合格者を思い出してほしい。

下のほとんどの高校出身者・・・・掲載されている。

 

札幌清田、八雲、旭川西、網走南が丘、遠軽、浦河、静内、

帯広三条、釧路江南、中標津、旭川永嶺、札幌稲雲、札幌平岡、

士別翔雲、市立函館、北海学園札幌、札幌大谷、函館白百合学園、

小樽双葉、北海道科学大、北星学園女子、旭川実業、クラーク学園。

 

 

 

 

北大前期合格者、道内生占有率過去最低の原因の一つとして、

 

地方の地盤沈下

 

地方とトップ6の学力格差の拡大

 

 

こう考えても、不思議はないだろう・・・・

 

全道の公立高校の共通テスト学校別平均点を見たら、明々白々。

 

もちろん、他にも、様々な要因は考えられるが・・・・・・

 

 

こういった、数字は、今後も細かく、調査・分析して、

後日、改めて報告させていただきます。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。