ニュース・ブログ

2019
9/18

◎歴史検定 日本史1級受験奮戦記③

ブログ



日頃の日本史の勉強の成果を報告させていただきます!!

また、これらの成果は、通常の日本史指導にも反映させてます。

 

江戸時代・・・・ちょっと違った角度から見てみると・・・・

『江戸時代は、”時” が止まった時代である!!』とも言えます!!

 

江戸時代は、260年間、戦国時代から科学技術の進歩を基本的にストップした”時”が止

った時代ともいえます!!・・・・・ただし、農業生産に関する技術など平和的な技術

に関しては、この限りではありません。

 

例えば・・・・江戸に早く”モノ”を届けるとしましょう・・・・

街道を馬で飛ばしていくのが最善策であるにもかかわらず、なぜか、馬は使われませんで

した。このような場合は『早飛脚』

時代劇をよくご覧になる方なら、『早馬ってあったのでは?』と思われるかもしれませ

ん。早馬そのものは、あったのですが、それは、大名がそれぞれの領地内で使うのがほと

んどで、街道を駆け抜けていく・・・・このような使い方はありませんでした。

 

川に大きな橋を架ける技術があったにもかかわらず、あえて、橋を架けませんでした。

 

実は、江戸時代は技術の進歩、スピードの追及をやめた時代でもあったのです。

それは、幕府の方針だったからです。

 

例えば、戦国時代に大活躍した”火縄銃”・・・

この致命的な欠点、一つが雨の中では撃てない、そしてもう一つが単発銃。

これは、改良しようとしたら改良できたのに江戸時代には行われなかった・・・・・

 

色々な技術が進歩して、武器が強力になれば、それだけ徳川幕府を倒す勢力が台頭してく

る可能性が高くなる。

さらに、道路を舗装しなかったのも、地方の敵が江戸に攻め上がるスピードをあげさせな

いためでした。

 

以前、ブログで、なぜ、江戸の道路は、らせん状なのか・・・・

敵の侵入を防ぐため・・・・・このように書かせていただきまた。

理由は、みな、一緒ですね。

 

さまざまな能力や技術があったにも関わらず改良しなかった時代・・・・・

それが江戸時代なのです!!

 

 

 

今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。