私たちが、日本の英語教育で習ったことが、
実際の英語世界で使われてるモノと大きくかけ離れてる!!
この事実をご存知でしたか?
この本は『日本人しか使わないへんな英語』を深掘りし、
日本の英語教育が抱えてる深刻な問題を浮き彫りにしてます!!
以下、本文より抜粋
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日常生活で一番使いそうな簡単な表現であるコレ!!
Please show me the way to the station.
この show me the way … という例文は実は問題のある英文だ。
show me …を使うと、それは「駅の方までずっと、200mくらい付き添って、
方向を指し示しながら、一緒に歩いてくれる」である。
このshow という動詞は「肩に手を回したりして親密な感じで、駅まで案内してくれる」
なのである。つまり・・・若者がナンパするときの決まり文句ということだ(笑)
だから、ここでは tell を使う。
Please tell me the way to the station.
日本語では、tellは「教える」と訳す。
ある簡単な事実を人に教えるだけのコトであり、このときの「教える」が
tell。もし「勉強を教える」ならteach だ。
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なんで・・・こんなミスマッチな状況になってるか?
筆者は、コレを「日本の英語教育が抱える深刻な問題点」と指摘する。
文化の違い
国民性の違い
という簡単な言葉では片つけられない、根深い問題がそこにはある。
筆者は、英語を入試科目から外すことで、事態は好転すると主張してる。
私自身も、何も気づかないまま”日本人しかつかわない変な英語”を教えてるのも事実だ。
とにかく・・・・色々と考えさせられた一冊だった。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。