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2019
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実力養成会通信 第1030号 ”センターリサーチの結果” の巻

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下の画像は、実力養成会のある生徒の今年のセンターのリサーチ結果です。

 

私はこれまでに、超優秀な生徒、優秀な生徒、平均的な生徒、そして、下位層の生徒、

超下位層の生徒など、何百、何千というリサーチ結果を元に進路指導をさせてもらっ

てきました。・・・・

 

思い込みだとか、勢いだとか、”ノリ”では書きません。

私のこれまでの経験によるものです。

 

国公立大学の場合、センター試験の結果が悪いと逆転は、ほぼ不可能に近いです。

ただし、可能性はゼロではありませんが、ゼロに限りなく近いです。

 

よく、ちまたでは、『逆転合格』などと美談化されますが、

そういったケースは、ほとんどの場合、通常の模試では、コンスタントに取れていたけ

ど、センター本番に限って、思いのほか取れなかった・・・というものです。

もしくは、当初から、センター、2次の配点比重を考え、戦略的に『逆転』を想定しての

見た目の『逆転合格』です。

 

東大のように、2次の配点の高い大学であっても、                 

センター試験の高得点者が合格します。

センター試験で失敗した生徒の大部分は、不合格になってきてるという事実がありま

す。これは、北大についても言えます。

 

ですから・・・・

『ボーダーよりかなり”下”の点数しかとれなかった』という場合は、逆転はかなり厳しい

ので、じっくりと考えなくてはなりません。(可能性はゼロではありません)

 

センター試験で失敗した場合は、気持ちを切り替えて、戦略を練り直す必要があります。

 

選択肢として・・・・・

①予定通りの大学に出願 ⇒ 浪人覚悟

②ランクをかなり下げてとにかく国公立にこだわる

③国公立を諦め、私大へシフトする

 

 

特に、浪人を覚悟した場合、志望学部は、変更しても『合格』という事実を手に入れた上

で浪人する・・・・という狙いの出願もあります。

 

いずれにせよ、どの選択肢を獲るか・・それは、その家庭、家庭の様々な事情に関わっ

てくることです。ここは、先生というよりも、ご両親としっかりとすり合わせをし

うえで、決めて欲しいと思います。あくまでも『ご家族の総意』のもとの決断!!

 

ただし・・・・これだけは、言わせてください!!

若い頃の一年、二年なんて、今後の君たちの人生の中では、ほんのわずかな点のようなも

のです。

そりゃ~現役ですんなり合格出来るのが理想ですが、現役で入るよりむしろ、挫折を味わ

う・・・苦汁をなめさせられる・・・そんな経験をした方がいい場合もあるって事です。

 

要は・・・・『何にこだわるか?』

 

じっくりと考えて結論を出しましょう!!

それが、今後の人生の指針となるんです!!

 

君の人生です!!・・自分が主役なんですからね!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。