下の画像は、実力養成会のある生徒の今年のセンターのリサーチ結果です。
私はこれまでに、超優秀な生徒、優秀な生徒、平均的な生徒、そして、下位層の生徒、
超下位層の生徒など、何百、何千というリサーチ結果を元に進路指導をさせてもらっ
てきました。・・・・
思い込みだとか、勢いだとか、”ノリ”では書きません。
私のこれまでの経験によるものです。
国公立大学の場合、センター試験の結果が悪いと逆転は、ほぼ不可能に近いです。
ただし、可能性はゼロではありませんが、ゼロに限りなく近いです。
よく、ちまたでは、『逆転合格』などと美談化されますが、
そういったケースは、ほとんどの場合、通常の模試では、コンスタントに取れていたけ
ど、センター本番に限って、思いのほか取れなかった・・・というものです。
もしくは、当初から、センター、2次の配点比重を考え、戦略的に『逆転』を想定しての
見た目の『逆転合格』です。
東大のように、2次の配点の高い大学であっても、
センター試験の高得点者が合格します。
センター試験で失敗した生徒の大部分は、不合格になってきてるという事実がありま
す。これは、北大についても言えます。
ですから・・・・
『ボーダーよりかなり”下”の点数しかとれなかった』という場合は、逆転はかなり厳しい
ので、じっくりと考えなくてはなりません。(可能性はゼロではありません)
センター試験で失敗した場合は、気持ちを切り替えて、戦略を練り直す必要があります。
選択肢として・・・・・
①予定通りの大学に出願 ⇒ 浪人覚悟
②ランクをかなり下げてとにかく国公立にこだわる
③国公立を諦め、私大へシフトする
特に、浪人を覚悟した場合、志望学部は、変更しても『合格』という事実を手に入れた上
で浪人する・・・・という狙いの出願もあります。
いずれにせよ、どの選択肢を獲るか・・それは、その家庭、家庭の様々な事情に関わっ
てくることです。ここは、先生というよりも、ご両親としっかりとすり合わせをし
たうえで、決めて欲しいと思います。あくまでも『ご家族の総意』のもとの決断!!
ただし・・・・これだけは、言わせてください!!
若い頃の一年、二年なんて、今後の君たちの人生の中では、ほんのわずかな点のようなも
のです。
そりゃ~現役ですんなり合格出来るのが理想ですが、現役で入るよりむしろ、挫折を味わ
う・・・苦汁をなめさせられる・・・そんな経験をした方がいい場合もあるって事です。
要は・・・・『何にこだわるか?』
じっくりと考えて結論を出しましょう!!
それが、今後の人生の指針となるんです!!
君の人生です!!・・自分が主役なんですからね!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。