ニュース・ブログ

2021
5/20

実力養成会通信 第1860号 ”大学数学の立場から、数Ⅲを眺めてみる【後編】” の巻

ニュース

さぁ・・・ここからは、完全に大学数学のハナシです・・・・

 

ここでは、厳密な定義だとか、厳密な証明だとかにはあえて、触れません!!

どんなに優秀な生徒であっても、その証明は、荷が重すぎるからです。

 

トップ高の数学の先生方もご覧になっているという事で、

変化球無しの直球で”真面目”に書きます。

こんな感じで、sinχ cosχ log(1+χ) なども、簡単に展開できてしまいます!!

さらには・・・log2 など、具体的な数値も、余裕で近似できてしまいます!!

さて・・・・数Ⅲ4stepに、”不等式への応用”というタイトルで、こういった問題が載っ

てますね。349番です。

352番です。

こういった、不等式の証明は、

上の画像のAの式、Bの式、Cの式の展開を途中で打ち切って、

元の関数との大小を比べた不等式に過ぎません。

 

だから・・・・

何度か微分して増減を調べることで解決するって話です!!

 

このように、大学数学をのぞいてみることで、

その問題、問題の背景が浮き彫りにされ、”より深い理解”が

可能となります!!

普通の理系の生徒にとって、”知らないから見えない世界”ですが、

知れば、さらに、もっと、もっと見えてくるって話です!!

 

これが・・・・・

 

時には魅力的な高い山々を見上げてみよう

 

ということです。

私の指導理念の一つをご紹介させていただきました。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。