本日、6月25日(土)も午前5;45より授業です。
20:30までビッチリと授業が詰まってます・・・・
早朝授業前に更新させてもらいます・・・・・・
私が実践している ”凡事徹底” の一つです。
共通テスト/日本史85点以上達成するための急所2点目です!!
多くの生徒が苦手とする・・・・
表やグラフについて数値の読み取る力があるかどうか?
実際に、6月に実施されたある模試からの抜粋です!!
分析力、類推力、判断力が問われる問題です。
正解は②と④です!!
まず・・・・大前提となるのが
下線部dの財政政策についての基礎知識を持ち合わせてる!! ということです。
つまり・・・・
1881年大隈重信らが政府から追放された”明治十四年の政変”ののち、
松方正義は大蔵卿に就任し、財政政策に着手しましたね?
大阪紡績会社が操業を開始したのが1883年です、このころ、
松方財政期です。
◆①について
資料Ⅳから1880年代前半には軍事費が拡大傾向であったコトが読み取れます。
『軍事費が削減』の部分が×
◆②について
資料Ⅱから松方財政期の1885年に銀兌換券が発行されたと判断できます。
当然〇です!!
◆③について
資料Ⅰから通貨流通高は1880年代前半に減少(グラフが右下がり)してるのが読み取れま
す!! 『通貨の流通量が増大』の部分が×
◆④について《難》
資料Ⅲから松方財政期に米・生糸が下落していることが読み取れます。
『地租を金納する農民にとって、負担が増大する事態がもたされた』は〇
本問は、知識だけでは得点できません、まさに・・・思考力が問われます。
設問に『この時期の財政政策に関して・・・・』とあるように、
『この時期』ってどんな時期? ココを把握できてたか?・・・・これに尽きる問題です。
『この時期』を把握できてるヒトにとっては、割とすんなり解けて、
把握できてないヒトにとっては何を言ってるのか? 見えてこない問題だったことでしょう
少なくとも、教科書、資料集に掲載されている表・グラフについては、
しっかりと目を通し、そこから、庶民の生活の様子や当時の社会状況などをじっくりと読
み取ること!!・・・・・・ココが重要です。
また・・・・実戦問題集でしっかりと経験値を積む!!
いずれにせよ・・・・暗記主義の勉強とは決別することです。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。