恒例の“『毎日の英作』より”シリーズです。
さて・・・先日の『毎日の英作』です。
【問】彼がやったことにがっかり。
【正答例】What he did disappoints me.
突然ですが、
surprise は、日本語のように『驚く』ではなく、なぜ『驚かせる』という意味になるので
しょうか?
今回の・・・disappointはなぜ『失望させる』という意味になるのでしょう?
これらはよく『感情を表わす動詞』という言い方で一括りにされますね。
確かに、驚き、興奮、満足、がっかり など感情を表す動詞にこのような特徴がありそう
ですね。
例えば・・・
さん、はいっ!! 失望してみてください!!
唐突に『失望して』と言われても困るでしょう(笑)
同じように、
満足してください。
驚いてください。
ワクワクしてください。
全部無理ですね?
なぜでしょう?
それは『原因』がないからです。
失望する原因がないのに、自分から失望することは無理!!
その他の上記の感情もみなそうですね。
つまり・・・・原因がないと成立しない感情だからです。
ですから・・・・古くからヨーロッパ人の感覚でいえば、
『原因』があなたを
『満足させる』
『驚かせる』
『ワクワクさせる』
『失望させる』
というのが自然!! と言うことなのです。
だから、日本語を勉強してるネイティブは、日本語の『驚く』とか『満足する』
『ワクワクする』という言い方にメチャクチャ違和感を覚えるそうです。
では、なぜ、日本ではこのような言い回しになってるのでしょうか?
それは・・・日本人独特の文化・美的価値観 からくるものと言われてます。
この辺の部分も、後日、改めてご紹介させていただきます!!
と、言うことで、まとめると、
これらの動詞は、『原因』が人に”ある感情”を起こさせる!!
このことをしかりと意識することで、間違いはなくなるはずです。
理屈が分かると見えてくる、書けてくる!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
































