私が普段、どのようなスタンスで『質問対応』させてもらっているのかを
お伝えさせていただきます。
最近、ご相談で『料金はどのようになってますか?』
と聞かれることがありますが『無料』です。
ご相談メール(高校生の保護者の方)の中で一番多いのが、
『我が子が勉強しません、どうしたらよいでしょうか?』
というものです。
こういう時、
本人の現状(通ってる高校の偏差値、志望大学、部活の状況、学年順位等)をお聞きした上
で、家庭学習についての在り方をお伝えし、相談されてる方の家庭でのあり方についても
アドバイスさせてもらってます。
『大人が学んでいると、傍らのこどもも学びます』
まずもって、このようにお話しさせてもらってます。
ただし、様々な背景を抱えてるご家庭もありますので、お伝えするときは、細心の注意を
払ってます。
具体的には、大人が学んでる姿を見せようにも、共稼ぎで子どもと過ごすことのできる時
間がとても限られてるご家庭もあります・・・・そのような保護者からは、
『我が家の知らずに勝手なことを言って・・・・』なんて悪い印象を持たれては、その時
点で先方はシャッターを下ろしてしまいます。
まずは、ご相談の根底にある保護者さんの願いを明確にすることから始めてます。
『お気持ちよく分かります・・・親の気持ち子知らずですね・・・』などと共感しなが
ら、真意を確かめます。
お話を実際にお聞きすると、
『まったく勉強しません』という言葉とは裏腹に
『勉強してないのに成績が良いので褒めてほしい』というケースもありました。
また、
『まったく勉強しない』と言いながらも、
子どもの実際を知らない保護者の方もいました。
家庭でのご様子を質問してみると、実はあまりお子さんのことを見ていないとわかること
もあります。
こうしたことを踏まえたうえで・・・
『大人が学んでる姿を見て、子どもは学びます』
と改めてお伝えしてます。
『学ぶ=机に向かって勉強する』と思い込んでる保護者の方が多いからです。
どのようなときでも、
どのような場面でも、
『学ぶ』ことは可能です。
机に向かってすることだけが学びではありません!!
例えば、ご家族でニュース番組を見てるとき
“北電泊原発をめぐる様相が風雲急を告げる”というのを受けて、
そもそも泊原発はなぜ稼働してなかったの?
稼働することでどんな問題が生じるの?
その問題への対策は?
逆に、稼働することでどんなメリットがあるの?
そして、なぜ、今なの?
と投げかけてみてはどうでしょう?
もしくは、
ネット調べてみて? でもいいでしょう。
知らないことを知ろうとする姿勢と行動。
これこそが【学び】です!!
『環境は人を育てる』と言います。
一番身近な大人が知らないこと学ぼうとする姿を見せることは、子どもの学びたいという
気持ちを育てます。
保護者の“知らないことを学ぼう”とする姿勢を継続することが、お子さんの学習の重要
性や継続することの価値を示すことにもつながります。
じゃ私はどうだったか?
もちろん、偉そうに言える立場ではありませんが、
二人の子どもを育てて、今、深く反省しつつも、経験してきたからこそ、
お話しできることです・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。



































