昨日の続き『後悔しない大学選び』についてです。
そもそも、大学は『研究拠点』です!!
ブランド、知名度、偏差値等々だけで安易に考えると、
いわゆる “ミスマッチ” になり、
不幸な結果を、招くこともあります。
具体的に言うと、各学部に対する”イメージ” ってありますね?
それは、実際のほんの一部分か、思い込みの方が多いです。
現実はどうか? というと その学部の中には多様な専門分野が存在してます!!
想像もつかない面白い分野、先進的な分野などがあります。
大学選びの重要ポイントは『大学で何を学び、研究するか?』ここに集約されます。
“各学部の学び・研究のリアル”を知って、最適な大学を選びをしたいものです。
例えば・・・
多くの大学では、学年が進むにつれて専門科目が増えます。
ゼミに属して専門分野を深く究めていきます。
皆さんの志望大学学部に『この分野、領域をこの先生の元で究めたい』という先生はいま
すか?
専門が『工学部建築学科』でも、
『建築デザイン学』『建築構造学』『建築材料学』『都市防災学』など教授によって専門は
まちまちです。
皆さんの知的好奇心を満たし、さらに研究に没頭するよう導いてくださる先生はいます
か?
教授名、ゼミ名、その教授の執筆論文タイトルにまで目を配っておけば、その学部、学科
の学び、研究の内容が具体的に見えてきます。
さて・・・・
東大に『宇宙線研究所』という研究施設があります。
宇宙線の観測を行い、素粒子物理学の研究のための施設です。
この施設の運営・管理のために東大は毎年200億円を超える助成を受けてます。
東大だからこその話でしょう。
大学は研究拠点です。
言うまでもなく、研究にはお金が、必要です。
大学の研究力や研究資金、環境の充実度の指標となる『科研費』というのがあります。
これも調べておくといいでしょう。
その他にも『科研費』だけでなく、企業とコラボしている大学もかなりあります。
このように、妥協せず研究に打ち込める環境、設備は整ってますか?
大学生活をより充実させ、卒業後に自分が望む将来を手に入れるためには、
大学を偏差値や知名度で判断せず、中身を吟味して慎重に選ぶ必要があります。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。



























