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10-3=7

 

引き算です・・・・・

そんなの、言われなくてもわかってるよ・・・・って言わないでください!!

 

私が、いつも、生徒へ伝えてる

 

「本質」

 

について・・・・・

 

 

引き算を実行することで、

問題文には、書かれていない、隠された情報を引き出すことができます。

 

格好をつけた表現をすると

 

「相対化」

 

です。

 

相対化とは、相手から自分を引くことで得られる「差」を

考察することです。

相手」は、対象とするもの

自分」とは、基準となるもの

 

すなわち、全体の中から、隣り合う二つのものを取り出し、その「差」を考察します。

その「差」から導かれる「関係性」を積み上げていくことで、全体を捉えることが出来ま

す。

 

高校数学においては

部分分数分解、数列や確率の漸化式、ベクトルの分解など、応用例は多岐にわたります。

 

普段、我々が、何も考えず、当たり前にやっている「引き算」・・・・・

実は、こんな意味合い持っています・・・・・・・・

 

私の普段の指導も、こんな感じで、一つ一つの「処理」には、明確な意味があることを伝

えてます。

「本質」を伝えたい!!

「正解」よりも「考え方」を伝えたい!!

 

私の思いは、ここにあります。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、

総合進学塾宇都宮スタディーフィールドのみなさん、八雲のG君、こんにちは。

センターまで、

あと、22日です。

 

今日は、特に、私立医学部を目指す人たちへのアドバイスです。

過去問を演習していて「?」という問題は数多くあったでしょう・・・・・

 

それらは、どうなりましたか?

もう、完全に自力で解けるようになりましたか?

ただ、単に、「解答・解説」をなぞって、ごり押しの暗記で、解いても意味がありませんよ。

その「?」の問題は、

解くうえで、決定的なポイントは、どこですか?

問題ごとに、必ず、決定的なポイントが存在します。

 

例えば・・・・・・

大小二つのサイコロを同時に投げて、出た目によっ

て、2点P、Qが数直線上を動く・・・・・・・

このタイプの問題は、大小2つのサイコロの目の出方の「表」をつくり、36の全パターンについて、2点P、Qの「距離」を書き込めば、意外にも、あっさりと解けてしまいます。(岩手医科大学)

 

 

あるいは、空間ベクトルで体積を求める問題では・・・・・

「底面」が、いつも「底というか床」とは限りません。まさか、この部分を底面として、考えるとは・・・・・

という問題をよく目にします。底面は、どこにとっても自由です!!

あるいは、底面となる部分を“ド真ん中の”切断面とする問題も存在します。(独協医科大)

 

数Ⅲ積分で回転体の体積を求める際・・・・・・・・

正直に展開して計算したら、とんでもないことに・・・・・・

しかし、良く見ると・・・・・・・積分区間が 1⇒4

しかも、被積分関数が因数分解出来、2乗して、最終的に・・・・

(χ-1)の2乗×(χ-4)の4乗・・・・・・・・・・・

部分積分を2回実行すれば、簡単な計算として処理できます。

(金沢医科大)

 

同じく、体積関連で・・・・・・・・

(問1)で、いきなり、”へんてこりん”な関数の積分。

(問2)でさらに、もっと”へんてこりん”な関数のグラフ

(問3)で、体積を求めよ・・・・・・・

なんと(問1)の結果をそのまま流用できるっ!!

このように、一見、なんのつながりのないように見える設問が、実は、ガッチガッチでリンクして、かなり練られた問題になっている。(大阪医科大学)

 

 

問題を解く上での決定的なポイント

 

イメージがつきましたね。

実は、各私大医学部の問題を細かく分析していくと、問題の見た目の違いはあっても、

この決定的ポイントは、例年さほど変わりません!!

これが、よく言う「傾向」というものです。

問題をただ単にゴリゴリ解くのではなく、

常にこの「決定的ポイント」を強く意識しながら、演習していきましょう。

 

 

今日も、最後まで、よんでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

先日、ある大学が、学生の出席状況を、親がスマホで確認できるサービスを提供しているという

記事を新聞で読みました。

ついに、ここまで、来たか・・・・・って感じですね。

 

大学側も、過保護で過干渉な親の問い合わせに相当、苦慮してたのでしょう。

だからこそ、このようなサービスを提供するようになった・・・・・・

内情は、こうだと簡単に推測されます。

 

 

このような親の、次なる要望は、大学に何時何分に入り、

何時何分に出たのか知りたい・・・・・

 

さらには、ゼミの関係で、撤収が夜遅くなる時は、心配なので、事前に連絡欲しいと言ってきます。

 

大学生ですよ!!

 

信じられますか?

 

そんな親は決まってこう言います。

「子供の現状を把握するのが親の役目でしょう」

さらには、涙ながらに、「親として出来ることは何でもする」と・・・・

 

親として出来ること・・・・それは、「見守ること」なのに・・・

何でもかんでも、手を出し、口を出す・・・・

子供は大学生です。 成人してるんです・・・・

親の過干渉が子供を親離れさせないようにしているってことに気付きません。

 

正真正銘のヘリコプターペアレントです。

 

こういう親が、子供の就職活動にも、付き添います・・・・・

笑い話のような実話です。

 

 

今日も、最後まで、読んでありがとうございました。

 

 

 

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、

総合進学塾宇都宮スタディーフィールドのみなさん、八雲のG君、こんにちは。

 

センターまで、

あと、23日です。

 

私の20年来の友人で私のリスペクトする友人である

宇都宮スタディーフィールド 越前谷塾長からいただいた

「受験生へ贈る言葉」から抜粋させていただきました。

 

さぁ、受験生の皆さん!!

自分を奮い立たせて、さらに、テンションマックスで、走りきろうぜ!!

 

 

 

受かるが勝ち。たとえ、合格最低点でも、受かった者が勝者なのです。

 

 

 

今、頑張れない奴は、一生頑張れない。

 

 

 

 

誰でも口からマイナスなこともプラスなことも吐く。

だから【吐】という字は「口」と「+」と「-」でできている。

マイナスなことを言わなくなると「-」が消えて【叶】という字になる。

 

 

 

 

最後に、今野先生から・・・・・

どんな時も、「素直」で「謙虚」であれっ!!

この2つが、君たちを成長させてくれる。

我々の合言葉は、

「理想は高く、腰は低く」

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

一昨日の、「ある電話相談から」という私のブログをご覧いただいた会員のお母様、2名から、電話がありました・・・・

 

「先生がそこまでおっしゃる理由はどこなんですか?参考のために是非とも教えてください」

もしくは

「10年浪人しても、伸びない子は伸びないってことですか? うちの子は大丈夫でしょうか? 包み隠さず教えてください!!」

という内容でした。

 

温厚(?)な、私が、あそこまで、キッパリと言い切る根拠を知りたい・・・・

このような感じでした。

「10年やってもダメなものはダメ」という表現は、衝撃的だったようです。

しかし、それは、私の本音であり、現実は、そうです。

 

どんな生徒でも、勉強してたら、間違いなく、成績は伸びます。

伸び幅、伸びる時期に違いはあれ・・・・・・

 

しかし、その後・・・さらに伸びていくには・・・・

皆さんが考える以上に大きな溝があります。

 

具体的に説明させていただきます。

センターで750点で浪人しました。

1年~2年で780点までは伸びるでしょう。

さらに、800点を超えるとなると、今までと同じことをしていても超えられません。

800点を超えるには、「進化」が必要です。

 

「進化」は「深化」であり「新化」なんです。

 

どんな生徒でも、勉強と努力を継続していけば、自分の(仮想の)限界点まで、登っていけ

ます。

10年やってもダメなものはダメということは、同じことをやってても、(仮想の)限界点は

超えられない!!  こういうことです。

この(仮想の)限界点を超えるために必要な条件は、

 

第一に、本人の意識。

第二に、知識と技術と経験を持ち合わせた指導者。

第三が、家族のサポート。

 

「本人の意識」・・これは、極論すると「素直さ」であり「謙虚さ」です。

毎年同じことをしているから、合格できない。

自分のやり方のどこかに、改善の余地がある。

そこを変えていかない限り、また同じ結果になる・・・・

という意識で自分を見つめることができるってことが大切なんです。

へんなプライドが、心の奥深いところで、自分の間違いを認めたくないという意識にさせ

ます。

へんなプライドが、「聞く耳」を持たせなくなります。

以前、ブログでも紹介させてもらった「でも」を連発する生徒の典型です。

 

3浪以上の多浪生の半数以上は、このパターンにハマってます。

 

私が、いつも、書かせてもらっている

 

(勉強に関しての)「素直さ」「謙虚さ」

 

が、絶対に必要なんです。

 

これを持てなければ、壁は超えられません。

これが持てない限り、また、同じことの繰り返しとなります。

だから、10年かけても、無理ということです。

 

結局、そこ?

 

そうなんです。

「生徒の持つ素直さって、メチャクチャ重要なんです」

私の、今までの35年の経験に基づくものです。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。